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ある歌手のライブ情報が知りたくて、ホームページはないかと探していたら、なんと殺人事件を起こして収監されていると知りました。ええっ! と本当に驚いてしまいました。エニアタイプは2w1と判定している方です。事件を調べてみましたが複雑なものではなく、短気な気質が災いしたものではないかと感じさせられました。
ところで、タイプ2w1が短気であることをしばしば取り上げていますが、短気なのはこのタイプだけではありません。防御タイプ(7・1・4)も、かなり短気です。というよりも、最も短気で性急、せっかちなのが防御タイプです。
次に考えられるのが防御タイプのウイングが重い人たちです。2w1・3w4・5w4・6w7・8w7・9w1です。この中で人口割合が多そうなのが2w1ですから、このタイプの短気さをよく取り上げてしまうのかもしれません。
今回は他のタイプのもので、短気が災いしたものと考えられる家族内に起きた約20~30年程前の出来事を、少しご紹介したいと思います。
タイプ4w5の母親が、生意気な娘(10歳)に腹を立てて階段から突き落としています。幸いケガは打ち身だけでした。タイプ4は他人から見られている自分をよく意識していますが、周囲をまるっきり見ていないことも多いためか、興奮して怒り出すと、さらに周囲の状況に気づきにくくなります。傷つけるつもりがなかったのは言うまでもありませんが、周囲の人たちをかなり驚かせました。
あるタイプ4w3の父親が、妻(2w1)と大喧嘩していた折、3歳の息子がなにか騒ぎ出したようです。父親は腹を立てて息子の両足を掴んで逆さにして、掴んでいた手を離してしまいました。子どもは床に落下しましたがケガ一つなくてよかったんですが。子どもに八つ当たりしたようです。その頃、妻は離婚を真剣に考えたみたいです。打ちどころが悪ければ首が折れたかもしれないと、そんな不安を打ち消せなかったようです。ですが、現在、子どもは無事成人しており、夫婦仲もいいと聴いています。
あるタイプ7w8の母親はキッチンで娘(17歳)と大喧嘩となりました。母親はキッチンを出ましたがしばらくして戻ってきて、傍にあったフライパンを娘の後から後頭部に振り下ろしてしまいました。こちらもタンコブだけで済みました。しかし、母親の怒りが強くて腕を骨折したこともあり、しばらく娘は家を出てしまいました。現在はケンカすることも減って一緒に暮らしています。
紹介したもののタイプが片寄っているかもしれませんが、たまたま思い出せるものだけを書き出したためです。また、もはや時効になっているのではと考えてご紹介しています。
あなたの周りでもギョっとする出来事があると思いますが、「怒り」というものをコントロールするのは容易ではありません。ですから、上記のタイプだけにあることではなく、全タイプの人たちに起こり得ることで、どうか誤解しないでください。
さて、怒りも大きくなり過ぎると、思いがけぬ事態を引き起こします。傷害事件にはならないで済むような小さなケガが多いのだと思います。でも、不運にも大きな傷となり、命を奪われることがあります。
短気が災いして大切な家族を傷つけてしまうのですが、でも、人間であれば一度も怒ったことがない人などいません。日頃から互いによく理解しあうようにつとめて、穏やかで明るい家庭を築くこと、それよりほかに方法は見当たりません。
数日前に、受講生の娘さん(中二)が、崖っぷちに立っている夢を見たという。 母親(受講生)から「大変に驚いた!」という報告を受けました。娘さんはタイプ4と判定している方ですから、当会の理論「自分は世界の淵に立っていると自己認識するタイプ(714)」にある、そのまんまを睡眠中に「夢」として見たことになります。以下に関連する理論を掲載。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm
また、ある知り合いのタイプ4の高校生が、小学生の頃に迷子になって家に帰れなくなるという夢をよく見たと言います。当会の性格分析のなかに、「9つのネバ人間」というものがありますが、そこに関連しています。以下に掲載しています。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-6.htm
タイプ4は「自分自身であらねばならない」という「ネバ人間」です。自分を見失いやすく、自己同一性を確立していないと見られることがあります。自分が何者なのかわからないという不安に襲われることがあるようです。
別の言い方ならば、アイデンティテイ・クライシスに陥りやすいと言います。どういうわけか、自分自身に確信が持てず、自分を探し続けるのです。
このように、タイプ4に関して講座で説明している折に、「精神の迷子になりやすい」などと述べると、タイプ4w5の受講生から「その言い方はピッタリ!」と言われてしまいました。
ご存知のように、「禁酒法」という法律が約90年前の米国にありました。1920年から14年間続きました。この法律は、酒の醸造・販売・運搬・輸出入を禁止しているが、飲酒自体は禁止されていません。家で酒を飲むのはいいが、バーでは飲めないという法律です。
禁酒法に違反した人は、罰金1000ドルか、禁固6ヶ月を課せられるという重いものです。1000ドルは、今の時代ならば幾らになるのでしょうか? 調べてないのですが、かなり高額になるのではと思います。
家でも酒は飲めないという法律だと思い込んでいたのですが、そうではなかったようです。それでも酒が作れず手に入らなければ、家でも飲めないのですから、その機に乗じてマフィアのような闇の組織が暗躍するはずです。
仮に「禁煙法」などという法律を決めたら、禁酒法のあったアメリカと同じ状況に陥るのではないでしょうか。タバコは大麻よりも健康を害し依存性も高いのですから、法的にはもう少し厳しい対応をしたほうがいいように思うのですが‥。
しかし、人間というものは禁じられるほど、禁を犯したくなるものではないでしょうか。マフィアの資金源になるようなことは絶対に避けるべきですし‥。
やっぱり、法律で厳しく罰するという方法では、うまく行かないように思うので、それは考えないほうがよいみたいです。あなたはどう思うのでしょうか?
つまり、「大麻」も、厳しく処罰しても無くならない、このままではどうにもならないのではないかと予想します。また、闇の組織の資金源になってもいるのですから。
従って、大麻も、タバコみたいに一般の人にも手に入りやすいものにしたほうがよいのではないかと。合法化する必要はないが、自宅で飲むだけならば罰さない、という考え方です。ちなみに、この考え方は欧州では一般的なのですが。
むろん金額は高いほうがよいと思うのです。そして、「体に悪いからやめようね」という啓発的なことを説いていけばよいのではないでしょうか。
丁度、タバコがそうであるように、大麻を入れる箱に注意事項を印刷すればよいのではないかと。そして、タバコも1箱1000円くらいにして、大麻もそれにみあう価格にして、高い税を課すという方法はどうでしょう? それらからの税収を介護などの福祉関係に使う、というのがベストではないかと思うのです。
大麻を吸った相撲取が一人、また逮捕されましたが、大麻は吸った本人だけの害ですが、タバコは傍にいる人間たちの害になります。子どもや女性は男性よりも、ずっと健康を害するのですから‥。
なぜ、タバコに対しての考え方がこんなにも遅れており軽い扱いをしているのか、なぜ大麻に対して厳しすぎるのか、それがどうも理解できません。
パレスチナとイスラエルに関する本や記事を読みだすと、よく頭の中が混乱します。それは私だけではないように感じるのです。たとえば、「あの地域はごたごたが続いていて、なにがどうなっているかサッパリわからない!」というような感じです。
米国を気にして大統領就任式前にイスラエルが一方的に停戦したことになっています。しかし、その後も報復したりされたり。ハマスがロケット弾を打ち込んだ! それに対してイスラエルも報復した! 等々。まるで延々に続くみたいに感じているのではないでしょうか。
そんな具合で、「どちらもどちらだ」とか、「彼らのことは彼らに任せるしかない」などと多くの人たちが困惑して、終には関心を寄せなくなるのです。面倒なことから逃げたくなる心理が働いているみたいにみえるのです。
また、事態が複雑にみえるので理解したいという気持ちが萎えてしまうように感じます。多くの人々に、そんな気持ちが蔓延しているとしたら、それこそは最も恐ろしいことではないでしょうか。「不況」も人々の心を冷え込ませています。
さて、パレスチナの現状をうまく伝えられないので、どこかに分かりやすいものはないかと探していたら、以下のウェブサイトが見つかりました。①はあまり見かけない視点からガザに住む人たちの気持ちに肉薄できるものです。②も興味深いサイトです。 ③写真はとくに訴える力があるものを探してみました。あまりにも惨いので正視できないかもしれませんが、がんばって見ていただきたいと思います。
①もし、東京がガザだったら
http://0000000000.net/p-navi/info/column/200410161947.htm
②飛び地領土研究会
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/middleeast/gaza.html
③ガザの写真。
http://www.elfarra.org/gallery/gaza.htm
http://picasaweb.google.com/tigrimpa/wLVhCF#
前回の続きです。12日に逮捕された男子生徒(14)に関して、以下のように書かれています。「前日までは学校や家族との大きなトラブルはなかったという」
このようなケースはよくあります。親や周囲の人たちが、子どもが追い詰められていることに全く気づいていないのです。ご存知のように、子どもが自殺して、はじめて子どもの苦しさを知る親たちがいます。
奈良自宅放火事件を起こした少年に関しても同様なケースです。この男子は父親に殺される恐怖から、父親を殺そうと考えていたのですが、この殺意を家族たちは感知していなかったみたいです。殺意を感知しないなど、なかなか理解できにくいことです。
両親が経済的にも精神的にも余裕がなくて子どもを見ていなかったというケースもあると思います。しかし、余裕があっても子どもに関心を持たない親もいます。もっと困惑することなのですが、両親が子どもを大切に思っており、また、子どもをよく観ているのに気づかないというケースもあります。
なお、親たちが子どもの様子を自分流に解釈しているだけというケースが最も多いのではと、私などは想像してしまうのです。がしかし、子どものほうが親に何も言わない、自分を表現しないという場合も相当数あると考えられます。
つまり、基本的に「発散型」ではなく、感情を発散しにくいという気質の人間が存在することを知っているからです。
12日、宇都宮にて自宅に火をつけて家族6人を殺害しようとしていた中学二年の男子生徒(14)が逮捕されたという報道がありました。
この男子は、「日ごろから両親に勉強やスポーツをしっかりやれと言われ続け、ストレスがたまっていた」などと容疑を認めており、「家族全員を殺したら自分も死のうと思った」と供述しているという。
また、この男子生徒は地域のサッカークラブに所属し、前日までは学校や家族との大きなトラブルはなかったという。
親からの期待が大きく厳しい指導を受けている子どもたちが、心理的に追い詰められて、放火したり家族などを殺傷するというような事件が毎年のように起きています。
なかでも強く脳裏に残っているのが、2006年6月に奈良市内で起きた16歳男子の自宅放火事件です。少年の家族3人が火災で死亡しています。詳細は以下のアドレスに掲載。
http://yabusaka.moo.jp/narabosi.htm
教育熱心な親をよく見かけますが、そのせいなのか、放火や殺人など恐ろしい事件を引き起こしてしまう子どもたちがいます。なぜ、彼らはここまで追い詰められるのだろうかと考えざるを得ません。両親の期待が大き過ぎて追い詰め方が異常だったのでしょうか?
それも多いにあり得ることです。上記の奈良の事件が該当しそうです。しかし、親のほうではなく、本人自身の気質のほうに、なにか隠された原因があるのではないかと考えざるを得ません。
なぜなら、両親の期待が大きく、また父親の暴力に苦しめられた子どもたちを知っていますが、親への反抗心が強くて親子ゲンカになり、家出をしていたりします。全く登校しないとか怠けて学ぼうとせず、非行に走ることもあります。万引きしたり、友人たちと遊びまくっていたという子どももいます。
両親のほうが匙を投げた、つまり、進学させることをあきらめるとか進学校のランクを下げるなどです。子どもの問題行動に根をあげて、親のほうから妥協案を出さざるを得なくなる、そんなケースがあります。こちらのほうが多いのではないでしょうか。
ところが、恐ろしい事件を引き起こした子どもたちと、そういう方向に行かなかった子どもたちがいますが、それに「気質」というものが関係しているのではないかと、ずっと考えてきました‥。
さて、長くなりそうです。続きは次回に‥。
タイプ2は、タイプ7と比べると不安になることが少ないほうだと考えられます。なにしろ、「世界の中心にいて、世界は肯定的なところ」という認識をDNAとして持って生まれたのでは! と考えられるような振舞い方をする人たちです。
根拠などなくとも、さほど酷くはならないだろうと、どこか深刻になりにくく安易になりやすい気質です。
一方のタイプ7は、タイプ2の対極にいます。「世界の淵にいて、世界は否定的なところ」だという認識をDNAとして持って生まれたのではと考えられるような振舞い方をする人たちです。
根拠をあげても、それでも疑い不信になり不安が勝手に高まって、大変な危機に陥るのではと想像しやすい気質です。または、不安を過剰に先取りしてしまうと言えるかもしれません。
両タイプは、それほどの違いがあります。不安を過剰に先取りする傾向があるとしたら、例えば、治癒した事例を探し出したり、なにか数字で示したほうがよいでしょう。具体的で的確なアドバイスがあれば、少しは不安感が減ります。
ところが、タイプ7でも不安感がさほどに高まっていないとしたら、「大丈夫だよ」とか「なんとかなるよ」というくらいの励ましでも充分なのかもしれません。
さて、タイプ2と少し似ているのがタイプ8と5です。「自分は世界の中心にいる」ので不安感や恐怖感が少ないと考えられます。タイプ7と少し似ているのがタイプ1とタイプ4です。「自分は世界の淵にいる」ので「存在の不安」があります。
自分の存在が風前のともし火みたいに感じやすいようです。ですから、暗闇に一点の光が見えたならば少しは安心できます。それゆえ、困難なときや不安に陥っている時は、できるだけ「光」を見つけ出す必要があるでしょう。
そして、タイプ2でも自分の身の上に起きた事態が深刻になれば、「なんとかなるよ」というような安易な慰めなど全く効果を上げません。具体的で的確なアドバイスが要るのは当然のことです。
実際、タイプ2として生まれても、過剰に不安を先取りしているような人は数えられないほど存在していると考えられます。
ただ、タイプ7や他の防御タイプは、問題が小さくて早い段階で事態を深刻に受けとめてしまうというだけのことです。
第1話
健康診断を受けた妻が、診断結果があまりよくないので、不安に駆られて夫に、その辺りのことを訴えたみたいです。夫はしばらく黙ったままなので、妻は「“大丈夫だよ”というくらいは言ってほしい」と告げます。すると、「根拠がないことは言えない」という夫の返事。妻はたいそうガックリしたそうです。
第2話
就職が決まったばかりの年若い妻が、これからの仕事の仕方について、年上の夫に相談したみたいです。夫とは会社は違いますが同じ業界に就職したので、なにか良いアドバイスがもらえると思ったようです。ところが、「なんとかなるよ、君なら大丈夫だよ」と夫が応えたという。この年若い妻はガックリと来たみたいです。具体的で的確なアドバイスを夫がしてくれるものだと期待していたのです。
さて、第1話のほうの妻はタイプ2w1で夫はタイプ7w8です。第2話の妻はタイプ7w6で、夫をタイプ2w2辺りと判定しています。
タイプ2の人に対して、「大丈夫だよ」とか「なんとかなるよ」という励ましの言葉は、意外かもしれませんが、やっぱり励ましになるのです。本人も「そうだね、なんとかなるよね!」と自分に言い聞かせているのか、それでも少し気持ちが晴れることがあります。
ところが、タイプ7にとっては、それほどいい加減で無責任な励まし方はないのです。なぜ、これほどに違いがあるのでしょうか?
さて、とりあえず違いは違いと受け入れて、相手がタイプ7であるとわかれば、タイプ7が求めているアドバイスをしたほうがよいと言えます。できるだけ確実な根拠をあげて安心させたり、具体的で的確だと感じられるアドバイスをしようと努めるべきです。
一方、相談された相手がタイプ2とわかれば、根拠などなくても、「大丈夫だよ、ボクがついているからね」とか、「あなたなら、うまくやれるわよ」と言うくらいでもいいみたいだと知ってください。続きは次回に‥。
ガザで使われた武器のほとんどが最新鋭の米国製なのだそうで、対するハマスはロケット弾という古臭い武器。
また、イスラエル軍から攻撃を受けてから28日目にあたる今日(1/23)までのパレスチナ人の死亡者数は1317名、負傷者数5340名。それに対するイスラエル人の死亡者数は13名。負傷者数は140名。(なお、この数字は公表されているもの)
そもそも彼らはイスラエル人によって、パレスチナの地から追い払われて難民となったのです。ガザという狭い地域に押しやられて、しかも現在では、国境は封鎖されており、さまざまな生活必需品が統制されています。生きることさえ困難な状況なのです。
あの逃げ場のない狭い区域に、さらに破壊力の強いミサイルが落とされた‥。白燐弾という聞きなれぬ恐ろしい爆弾も落とされたようだ。この爆弾、建物などは破壊せずに人間だけを焼殺するものだそうで、これも米国製。
上記のように対比すれば、事は明々白々なことだと少しは分かるのはないかと思います。それなのに、なぜか二つの国の紛争であるかのように報道されたり、論じられています。「二国間で解決してよ!」だなんて思われているのです。
今日のニュースでは、モスク(礼拝堂)が破壊されてガソリンスタンドで礼拝したという男性の嘆きが載っていました。「ガソリンスタンドで礼拝なんて、惨めなこと極まりない」
また、小さな女の子の首が切断された写真があるウェブサイトを見つけてしまいました。この子の両親が見てしまったなら、と、想像するだけで正気ではいられなくなりそうです。以下にあります。怖がらずに見て欲しいのです。
http://picasaweb.google.com/tigrimpa/wLVhCF?feat=directlink
小説「失楽園」で著名になった渡辺淳一さんが、TV番組「徹子の部屋」に出演していた時のことが忘れられません。10年以上かな、かなり以前のことですが、徹子さんはしっかりと渡辺さんの顔を見つめていましたが、彼のほうは全くと言っていいほど、徹子さんのほうを見ないのです。
徹子さんが、それをどのように受け取ったのか分かりませんが、第三者としては大変に興味深いものがありました。なお、なんとなく話しにくい相手だと感じていたような、そんな印象があります。
さて、他人と視線をかわすことは、ある意味、危険です。自分という存在をはっきりと相手に印象づけることになります。なにか事が起きた時に、相手に想起されたりすれば、まずいことになるとも限りません。こんな世の中です。万が一ということがありますからね。
当会の理論では、防御タイプ(714)は人目を強く意識する人たちですから、当然に視線をまじあわすことが少なくなります。怖がりな気質ですから、威圧感のある人や苦手に感じる人を前にすると、つい視線を逸らしてしまうのです。
しかし、視線を逸らしたために相手の怒りを買うこともあります。学校の先生などがよく言います。「先生の目をしっかりと見て返事しろ!」
なお、これはほとんど攻撃タイプ(825)の人たちのセリフと言えるものです。目と目をかわしていないとキチンと聞いていないかもとか、何か隠し事をしているのではといろいろと勘ぐってしまうとしたら、それは攻撃タイプの人たちです。
防御タイプは耳の機能はしっかりと効かせているほうで、よく人の話を聞いています。しかし、視線としてみると、「正対」していないかもしれません。
親とか先生とか上司のような立場の人から、大きな声を出して注意を受けそうに感じられると、つい隠し事などなくとも、清廉潔白でも、何故かつい視線を逸らしてしまうのが防御タイプです。
それゆえ、よく誤解されます。却って相手の怒りに火をつけることもあります。防御タイプは、相手に怒られるとさらに一層視線を合わせられなくなってしまうのです。
困ったことです。この違いを受け入れて、理解して欲しいと願っています。当会のエニアグラムを学ぶと互いの違いを知ることができます。いろいろな行き違いや誤解がありますが、それを解き明かすことができます。
かなり有効なツールだと知ってほしいのです。そのために、こうしていろいろと書き綴ってもいるわけですから‥。
ちなみに徹子さんをタイプ2w1、そして、渡辺淳一さんをタイプ4と判定していましたが、現在では2w1と判定しています。
目をそらす人たちが防御タイプに多いこと傾向としてはよくあります。しかし、目をそらすのが、上記のような理由ではない場合があります。
たとえば、相手を嫌っていることもあります。または、嫌いではないが、相手をあまりにも意識し過ぎていると目を合わせられません。
いろいろなことが考えられます。従って、あの日のことは渡辺さんご本人に尋ねないと真相はわかりません。
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