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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 あなたの「普通」と、相手の「普通」は違う!

 「なぜ、第三者(美桜・竹内結子演じる)を使って復讐するのか。普通なら会って問い詰め、殴るだろ!」  これは、中日新聞のテレビ番組についての紹介欄「ドラマ井戸端」に載っていたものです。3人の記者たちの率直な感想というか、ざっくばらんな意見が出されています。

 さて、「普通なら…」という言い回しは、しばしば聞くものです。しかし、その人にとっての「普通」が、他の人にとっては普通ではなく、驚くとか違和感を持つとか、奇異に感じさせることがあります。

  ドラマは「復讐劇」のようですが、復讐したいような相手でも、直接その相手のところに出向いて問い詰めたり、殴ることができる人がそれほどいるでしょうか? 職場のいじめが話題になっていますが、多くの人たちは我慢しています。学校内
でいじめられて自殺する子どもたちがいることを、この記者も知っていることと思いますが…。たぷん、たまたま、この時は思い至らなかったのでしょう。

 「普通なら会って問い詰め、殴るだろ!」と、深く考えずに語る人がいたら、攻撃タイプ(8・2・5)と判定します。単に「問い詰めて、やっつけてやる!」と息巻いているだけであれば、攻撃タイプとは判定しません。「普通なら…」というセリフが入っていたので、攻撃的な気質だと考えられるのです。

 ちなみに、調和タイプ(3・6・9)と防御タイプ(7・1・4)にとっては、憎むべき相手であっても直接に会って問い詰めるなど、かなり勇気の要ることです。むろん、攻撃タイプの人でも勇気が要り何もできない人のほうが多いのではないでしょうか。上記
の6つのタイプは、攻撃タイプよりずっと怖がりな気質です。それゆえ、直接的には何もできないかもしれませんが、泣き寝入りするとは限りません。

 攻撃タイプから見ると、他のタイプの人たちは弱虫とか、いくじなしに見えるようです。しかし、弱虫がその気になったら怖い存在になることを知っておくべきです。あらゆる方法を考えて復讐するかもしれません。

 人間はみなプライドが高いのです。人によって、また、タイプによってプライドの高さに、違いというものはありません。プライドがあるから傷つくのではないでしょうか。人とよい関係を作り出すためには、まず「自分を知る」ことが大切ですが、相手の「普通」と、自分の「普通」は違うのだということも知ってほしいところです。エニアグラム性格学では、「9つの普通がある」と考えております。





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 エニアグラムを、「宇宙と生命のシンボル」と説いたのは、ゲオルギィ・イワノヴィッチ・グルジェフという神秘主義者だと言われています。グルジェフに関して紹介している本は結構ありますが、なかでも前田樹子さんが紹介している「エニアグラム進化論」〔春秋社〕は興味深いものです。

 そのなかで彼は、エニアグラム図のなかに《3の法則》と《7の法則》が秘められていると説いています。ところが、これの意味が何回読んでみても理解できません。彼の「説き方」だけでなく「解き方」も間違っているのではないかと、いろいろに考え込んでしまうものでした。

 彼の説くことは全般に理解不能なことばかりで、それゆえに彼は、自分でも説明のつかない何かを人々に明かしたいのではないかという気がしてきます。奇怪なことばかり述べているので、よけいにそそられて、なんとか解いてやろうという気持ちになってしまうのです。

 さて、そうこうするうちに私のなかに「新たな解き方が見つかった」ようです。今回は、その中の一つである「二つの法則にある数の配列を、9個の惑星にそのまんま当てはめた結果として、9タイプのシンボル・スターが発見された」ことを、ご紹介したいと思います。

 
①エニアグラム図内の三角形 3の法則 → 3・6・9                          
②エニアグラム図内の星形  7の法則 → 8・2・4・1・7・5 

 (ちなみに、私は、7ではなく《6の法則》の間違いかもと見ているが、まだ判断できていません。なお、どんな数字でも、7で割ると出てくる延々と続く数があり、「循環数字」と呼れていますが、8・2・4・1・7・5も循環数字の一つです。ホームページに掲載済み。以下をクリック。 
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-237.htm  )

 この①の次に②を続けていくと、「3・6・9・8・2・4・1・7・5」になり、それを太陽系の惑星の並び順にあてはめます。

    太陽→水星→金星→地球→火星→木星→土星→天王星→海王星→惑星X
       T3 T6 T9 T8 T2  T4 T1  T7 T5 

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-213.htm 

 すなわち、上記の二つの法則にある数字の配列を、9つの惑星に機械的に当てはめたものです。ただは循環数字ゆえ、どの数からをはじめるのかという点で迷いが少し起きましたが、直感的に「8」からはじめてみました。
 後になって、それぞれの惑星とそれぞれの気質がなんとなく照応しているように感じました。そこで、より詳しく紹介されているものを読むことになりましたが、相似性はあると考えています。

 たとえば、その一つが、「地球は太陽系の中ではオアシスのような星だ」と書かれているもので、それを知る前にタイプ9を「オアシスの人」と、すでに講座などで紹介していたのですから、もうビックリという感じです。また、火星と木星、土星に関しての記述は、まさに、それぞれのタイプにピッタリと当てはまるようにみえ、驚くようなことに幾つも出会うことになりました。

 その頃は、不思議の国のアリスになったようなそんな感覚の日々が続きました。それは今でも感じていることですが…。エニアグラムと出会ったことで、さまざまなことで「見通しがよくなった」のではないかと思っています。

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 考えさせられることが多いのですが、年齢のせいか、メモでもしないとドンドン忘れてしまいます。そのせいもあってプログをメモ帳代わりしようと、ふと思いつきました。

 ブログを始めたら、「これは忘れないでおこう」という気持ちが強くなり、注意力と記憶力がキープできるかもしれないという期待もあります。

 それでも、読んでくださる人たちもいるのではないかと思うので、「面白いなあ!」とか「また訪ねて、読んでみたいなあ‥!」と、思われるようなものをできるだけ探して書き綴っていこうと思っております。  

  そして、受講してくださっている方々からは、「お奨め本」とかあったら教えて欲しいとよく言われています。それで本の紹介などもするかもしれません。

 私が講師をしている講座の中では、大変に面白い展開になることがよくあります。「これは覚えておいて次の講座に使ってみよう」などと思うことがしばしばあります。

  その多くは「性格」に関することなんですが‥。人の性格とか気質に関するような話で、これほどまでに盛り上がり楽しめることを、他の人たちに知ってもらいたいとよく思っていました。

 飽き性なので、いつまで続くかわかりませんが、どうぞよろしくおつきあいください。

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 ブログを立ち上げたことをご報告したいと思います。タイトルは「見通しのいい古塔」です。ごく最近ある方から、リンクしてあるホームページを読んだ感想をいただきましたが、その中に「見通しのよい目を頂いたような面白さです」とありました。それがとても気に入り、どこかで使いたいと思っておりました。私自身、この古塔に出会ってから暗闇の中から一条の光を見つけ出したような思いでした。

 「見通しのよい‥」というならば、その後に続くのは「眼鏡」なのか、と思いましたが、それではつまらないので、「古塔」にしました。ただの「塔」でもよく「古城」でも良かったのかもしれません。あれこれ迷いましたが、「古塔」のほうが趣があり、「あれ、なんだろう?」とちょっと覗いてみたくなるのではとポジティブに考えて名づけました。どうぞおひまでしたら覗きに来てやってください。

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