前澤友作さんと「ZOZOTOWN」

日本人が宇宙旅行するというニュースを聞いて、「贅沢を見せびらかす、“成金”なんだ!」と、全く関心が持てなかった。
ですが、友人からの情報で、アパレル通販の「ZOZOTOWN」を知り、かつ、この会社では、「社員の基本給とボーナスは一律同額だということ、本社のある幕張に住むと月5万円が支給される」ということを知ったところです。

 こりゃ面白いとすぐに創業者であり、代表取締役社長でもある前澤友作さんがどのような人なのか知りたいとネットで探しました。以下に載っています。

★ZOZO前澤友作社長、大成功のビジネス哲学は「競争したくない」http://blogos.com/article/328101/

「社員が社員の悪口を言ったりするのは最悪なんです。給料の差とか成功報酬を過激にやりすぎると変なことが起きる。（だから）透明性を持ってやっている」と語っている。


 

★社名は、「株式会社スタート・トゥデイ」https://corp.zozo.com/

上記に、この会社の勤務体制や待遇について、細かく書かれていますが、これがまた画期的です。

待遇
社会保険完備、健康診断（年1回）、賞与あり、交通費実費支給（上限5万円）または幕張手当（当社指定エリア内居住の方に限り約5万円支給）、自学手当、家族手当、慶弔見舞金、従業員割引、服装・髪型自由、社内イベント多数あり

以上、詳しくはこちらhttps://corp.zozo.com/recruit/welfare/

「6時間労働制」というZOZO独自の取り組みです。8時間労働が当たり前という常識を見直し、働きすぎな日本人に新しい働き方を提案することを目的に実施しています。 ただ「6時間で帰宅していい」ということではなく、短い時間でも生産性を落とさず効率よく自事（※）することが必要とされます」（※当社では「仕事」を「自事」と表記します）

待遇として「幕張手当」がありますが、それは「幕張の地域活性化を目的とした手当で、指定エリア内に住むスタッフに月5万円が支給されます。スタッフにとっても会社の近くに住むことで通勤しやすくなったり、近くに住むスタッフと交流を持ちやすいという声もあり、今では全社員の8割以上がこの制度を使用しています。

その他、前澤さん語録

・僕自身、切った張ったで規模を拡大していく会社成長ゲームには全く興味がないんで す。それよりも例えばトヨタ自動車さんのように、地元をしっかり繁栄させながら、世の中に必要な価値を提供していくほうがカッコいいじゃないですか。

・会社を上場した理由は、世界有数のトップ企業となり、影響力を持ち、世界平和実現の一助となりたいから。株式公開してお金を調達しながら、いつの日か世の中からお金をなくす。究極の矛盾と挑戦だけど、こんなにワクワクする冒険ほかにはない。

・上場するなら資本主義やお金についてちゃんと知っておかなければと、上場前にいろんな勉強をしました。お金の成り立ち、ロスチャイルドの話、マルクスはもちろん、エンデの遺言、ゲゼルや地域通貨などなど。そんな中出会ったのが「お金のいらない国」でした。

・企業理念は「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を」
・僕の最終的な人生の目標は漁師になることなんです。人間の本来の姿って狩人だと思う。