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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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歴史本を好んでしばしば夢中になって読むことが、私にはよくあります。

で、明治時代前後に強く関心を持つようになったのは2年前からで、昨日、原田伊織著の「消された“徳川近代”明治日本の欺瞞」を読了したところです。

是非とお勧めできる本です。この著者は感情的で少し苦手だったんですが、今回はそれが薄れていたので気持ちよく読めました

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中学生の頃から古代史に惹かれており、近代史に惹かれたことはずっと無かった。それがこの二か月、明治維新前後の本ばかり読んでいます。きっかけは、原田伊織著の『明治維新という過ち』を読んでからです。 

明治維新をどうみるかを考えさせられました。当時、討幕派として活動していた人物のほとんどが「テロリスト」だったという発想が無かったような…。でも、混乱した時代では暴力的になるのはごく自然の流れだと思って、受容していたように思うのです。

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あなたは、「子どもの頃、自分は何故ここにいるのかと考えた」ことありますか?
私はあります。「私が生まれた家はここではない…本当は他のところで…、何か事情があったのだろう‥」というようなことです。
でも、私は両親から虐待を受けたことはなく、どちらかというと放任主義的な傾向がありますが、まあまあ普通の親だったと思うのです。


ある人は言います。「自分は試されているのではないかと思った。実は自分はどこか別の星の皇子さまか何かで、ちゃんと生きられるか、とりあえずこの場所で生活を試されている、のではないかと疑っていた

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かの稲盛和夫(京セラ・KDDIの創業者)さんは、「性弱説」の考え方をしていたみたいです。そのためには、「罪を作らせない仕組みを作ることが、人を守ることになる」と語っていたみたいです。

それに関しては納得でき共感もできますが、では男女間に関することでは、どのような仕組みが作られたのか、そこが問題なのです

イスラーム圏での仕組みは、男女をできるだけ隔離するという方法です。それでは男女が理解し合うのではなく、より理解し難くなる方向に向かっていると考えられるのです。そうした中で挙げられることの一つがトルコの農村で語られていることです。

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イスラーム教を信仰する人たちは16億人以上で、キリスト教(20)に次ぐ宗教です。イスラーム教は今もっとも勢いがあり、一層に増えていくと考えられています。

以前の私はイスラーム教に関心を持っていたのですが、イスラーム圏の女性差別を知ってからは、この宗教を知りたいという気持ちが萎えていました。

ですが、たまたま手にした中川紀子著の「イスラムの性と俗…トルコ農村女性の民族誌…」を読んでから、私が予想していた「女性差別」がどこから来たのか、ちょっとわかりかけたところです。そして、日本と比べて、どのように違うのか知りたくて、少しですが取りまとめてみました。

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「あなた達は犠牲者だね。安倍内閣の犠牲者だ。隠ぺい、改ざん、不正。すべてのことをあなた達は、やらされてるんだ」。 ……民進党の増子輝彦幹事長は諭すように、居並ぶ財務官僚たちに話しかけた。

財務省の中村稔・理財局総務課長。朝日新聞の取材に対しては改ざんを否定していたが、野党議員の厳しい追及に泣きそうな声で「お答えできない」を連発した。気の毒なほど憔悴し切っていた。 2018/03/02、衆院第16

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あまりにも暑くて、いつもならばジョギングなどして、結構、健康オタクなのですが、この頃は室内で25度の温度設定にして、読書に興じる毎日です。

先週、読了したものは、『雑兵物語、おあむ物語、おきく物語』(岩波文庫)という、江戸期の武人の間で珍重された書物です。そして、今週になって読んだものは、『夢酔独言』という勝海舟の父親で、勝小吉という人物が、天保14年(1843)の頃に書いたものです。どちらも驚くようなエピソードが満載で、ぜひ紹介したいと取り上げました。

「雑兵物語」のなかに「京の人のものいひ今のごとくにはあらず、今の人いふところは、多く尾張の国の方言よれるなり。これは信長、秀吉の二代うちつづきて、天下の事なり給いしによれるなり。又、近きほどは三河国の方言の移り来たれるなりと、云ひしとのたまひしなり」

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渡辺京二著の『逝きし世の面影』を読むと、江戸という時代があったことで、現在の日本社会を考えさせてくれました。また、自分のルーツを探すことで自分という人間を顧みることができたような気がします。

この本は5回くらいは再読していますが、その後も日本を訪れた外国人の日
記や旅行記などを探し出しては読み続けています。少しでも日本の社会を客観的に見られるとしたら、比較できる立場にいる人たちではないでしょうか。旧来の日本史にはない視点が、面白くて止められません。

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日本という国は「総無責任社会」なのだということを、福島原発事故から改めて知りました。で、ふと、かつての東京裁判(極東国際軍事裁判)なるものはどうだったのかと思い出しました。確かA級戦犯は処刑されたので一応責任は追及できていたようです。

なお、戦犯たちが何と言っていたのかはウィキ罪状認否」の項にあります1946年5月6日、大川周明をのぞく被告全員が無罪を主張した」とあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%B5%E6%9D%B1%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E8%A3%81%E5%88%A4


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この夏は、内田樹さんの著書ばかり読んでいます。たまに読みにくいものもありますが、ほとんどは夢中になりすぎて、夜更かしが連日続いてしまう。私からは当然だと思うようなモノの見方をしていると思うのですが、ある意味、他の誰もやっていない切り込み方をしている。凄い人です。

昨夜、読み終えたのは、『街場の戦争論』です。
そこで知ったのですが、日本は「普通の敗戦国ではなかった」ということです。日本ほど徹底的で完璧な敗けをした国は他に無さそうなのです。

まさかと思うのですが、日本と同じく無条件降伏したドイツは主権を取り戻している。一方、日本は…、

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竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
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