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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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タイプ7を身近に接したことがない人たちは、タイプ7を全く理解できないらしく、よく質問されます。で、今回は私の身近にいるタイプ7の子どもを取り上げています。(このブログを読むことは無いはず…でも読まれたら…m(*・´ω`*)mごめんなさい)

私の姪は7w8でウイング8は軽いと判定しています。姉の家に行くと、いつも姪っ子の遊び相手をしました。2歳とか3歳くらいの時のことですが、数時間遊んで私が帰ろうとすると、大粒の涙を流して、帰らないようにすがり付きます。

ゆえに、隠れるように帰宅しました。私には姪が10人もいますが、遊んだ後に泣いた子はこの姪ひとりです。他の姪たちはタイプ6とタイプ9、その他はみなタイプ2w1です。


私が中二の時だと思うのですが、遠い親戚の女児(7w69)と近所の仲良し数人とで、鬼ごっこをして遊んだことがあります。なぜか、いつもと違いとっても楽しかったのですが、5~8回続けたら疲れてしまい、「もうやめよ」ってことになりました。

しかし、この女児はやめたがらない。仕方なく2~3回くらいやったと思う。で、女児以外は疲れて芝生の上に寝転びました。それでもこの女児は引かない。仕方なく2度くらい続けたと思う。

でも納得できない。何度もやろうやろうとねだりまくり。そのしつっこいこと…。最後は嫌な気分になったと記憶しています。

考えてみると、たぶん、あのように楽しかった鬼ごっこは、女児も体験したことがなかったのではと思うのです。それで、もっと楽しみたいと思ったのでしょう。

当時の仲良しは、2w1が3人で、一人はタイプ3w4でしたが、この女児だけが何回も執拗に求めました。後日、女児の母親から帰宅後も泣いていたと聞きました。

なお、タイプ7は、楽しさの絶頂に到達するとハイテンションになりますから、急に取り止めるなどできないのだろうと予想できます。自分をコントロールできなくなってしまうのです。

しかし、タイプ2やその他のタイプは、楽しい遊びであっても疲れてしまえば終了です。その面白みが長く続くものではありません。しかし、タイプ7にとっては、楽しく面白いことであれば、それに食らいついて離さないようにするのだろうと。

ここから考えられるのは、タイプ7にとって「楽しむこと」は、他に変えられないものなのではないかと。一日タップリ楽しめたら素直に帰宅できるが、充分に楽しめなかったら帰りたがらず、もっと遊ばねばならないのだ、ということになります。

まるで、仕事好きで熱心に仕事する「職人気質」みたいに、仕事を楽しみたがります。仕事の途中でとりやめるようなもので、やり終えないうちに帰宅するのでは、納得できないのではないでしょうか。


何度もしつっこく同じ遊びを求める子どもとは、大抵だれもが出会っているだろうと思います。タイプ7は「楽しまねばならない」というネバ人間ですから、楽しみとは、必死になって楽しむものです。楽しみは極めずにいられないものなのです。
これを知るだけで、タイプ7への理解は一歩進むのではないでしょうか。


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