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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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衆院選の候補者の話を聞くと、豊かな日本にしたいとか、逆に一流国から転落する恐れがあると脅している人もいて、とても違和感を持ってしまいます。

安心して暮らせることが第一で、そのためには多少のことは我慢しようと思っていますから、なにか凄い異質なものを感じます。

また、一流の国がそんなにいいのでしょうか。たとえば、一番の一流国アメリカに憧れている人たちは多いのですが、最近読んだ『監視と密告のアメリカ』(ジムレッテン著)によれば、もっともおぞましい国にみえます。


なんだか軍産複合体に牛耳られて、表の政府さえも意のままに動かしている人たちがいそうです。紛争や戦争を常にどこかで巻き起こさねば維持できない繁栄できないらしい。

まさに「権謀術数」で、何でもありの世界で、とんでもない法律が作られて、人々を管理統制して、さらにその締め付けも厳しくしようとしている。

また、人類は繁殖し過ぎたので、人口9割削減を真剣に考えている人もいる、というような大ショックな話題もチョクチョク耳に入ってきます。

この世の終わりに到達しそうなところまで来ているかもしれないのに、まだ豊かさを追求し、発展させることばかり考えている…、

愚かな人間たちばかりですが、権力を持ち豊かな人たちほど愚かになっている…


ところで、以下のサイトを読んでみてください。一部のみですが転載させてもらいました。


http://rocketnews24.com/2012/11/25/268551/

ウルグアイの大統領ホセ・ムヒカ氏は、「世界一貧しい大統領」といわれています。国の最高権力者は、一般的に裕福とされています。そんな「最高権力者」のイメージをくつがえすような暮らしをおくるホセ・ムヒカ氏。

彼は、首都モンテビデオ郊外にある小さな農場に住んでいます。お世辞にもきれいな家とは言えません。

未舗装の道路を1987年製の車でガタゴト走って街へと出かけます。庭に洗濯物を干し、井戸から水を汲む。その気になれば、高級マンションで暮らすことも可能です。

大統領の月収は日本円で約97万円、ウルグアイの平均月収は約6万円。しかし、ムヒカ氏はそのほとんどを寄付し、同国の平均年収しか手元の残さないそうです。

理由は、自分が得たお金を貧しい人と企業家のために役立ててもらいたいから。彼が国民から支持を受けるのも頷けます。

「世界一貧しい大統領と呼ばれても、自分では貧乏とは思っていない。本当に貧しい人とは、ぜい沢な暮らしを保つためだけに働く人だ。何でも欲しがる。「もっと! もっと!」と。

多くの財産を持たない人は、財産を維持するために奴隷のように働き続ける必要がない。財産はなくても、自分のための時間がある。これは誰にでもできる自由な選択だ」

と、ムヒカ氏は話しています。

同様の話を、2012年6月に行われた「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」で行ったそうです。

「人類は70~80億もの人が、今日の豊かな社会で見られるような、“消費”と“無駄”をこれからも維持できるだろうか? 

それだけの資源が地球には残されているのだろうか? 

消費による成長は、もはや盲目の強迫観念である。

あたかもその裏側に「世界の終わり」が意味付けられているように…」

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