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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 かねてから観たいと思っていた「柿田川湧水群」に出掛けることができました。静岡県清水市にあり、一日100万トンというすごい量の湧き水です。

 四国の四万十川と並び称されているみたいで、そのまま飲めるきれいな水で、年間15度と一定した水温です。

 湧水地は富士山の南にあり、富士山麓が巨大な水タンクとなり、この近辺で地表に湧きあがって川になります。この柿田川の長さは約1.2kmと短く、終点は狩野川へと注いでいます。

 
  写真は、第2展望台から見た湧水の一つです。井戸のように見えるのでが、それは以前そこにあった製紙工場の取水場だったためです。透明なディープブルーが神秘的で魅力的です。


湧水8

 しかし、水量は以前と比べて減っているようで、富士山麓の乱開発とか都市化の波が原因だと言われています。

 どこにいってもそうなんですが、自然を守らねばと、自発的に動きだす人々がいます。その人たちに守られて、現在も美しい湧水が保っているのですが。そういうことにまるで思い至らない人たちが、またどこにでもいるようです。

 以下のアドレスは、柿田川の良好な自然環境を保全する活動を続けている人たちのHPです。
   
http://www.izu.co.jp/~kakida/index.html

 ちなみに、近くの池にいる鯉に餌を与えているところを見ると、なかなか餌にありつけない鯉がいました。機敏な仲間に先を越されてしまうのです。写真の金色の鯉です。

タイプ
4なのかタイプ3なのか、またはタイプ9なのでしょうか? それとも年寄りの鯉なのでしょうか。尤も、魚が9タイプあるのか、まだわかりません。3タイプには分けられると考えられますが。

d01a0c20.jpg                

 





 

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