日本は貧しい国!? 避難所は難民キャンプ以下!

西日本の豪雨災害で避難している人たちは、今頃(午後1時)はどう過ごされているのでしょうか。およそ気温が34～37度のようです。そんな中、体育館で大勢の人たちと過ごすなど、一日か二日くらいならば我慢できるかもしれませんが、凄いストレス下にいるのではと予想できます。

それに、避難している人たちだけでなく、ボランティアとして参加している人たちの体調はどうなのでしょう。熱中症に罹らないかと、他人事であっても心配している人たちはたくさん居ると思います。

私も大型台風到来ということで、中学校の体育館に避難したことがあります。12歳の時ですから、学校の友だちと遊び騒いでいて、翌朝には帰宅となりました。もっとそこに居たかったという感じで、避難体験と言えるような代物ではありません。

ところで、体育館に避難するのは他の国でも同じで、だいたいは日本と似たようなものだと思いこんでいましたが、そうでは無いと知ったところです。なんとしたことか‥!以下をお読みください。

イタリアで起きた地震で約63,000人が家を失ったが、初動48時間以内に6人用のテント約3000張（18,000人分）が設置され、最終的には同テント約6000（36,000人分）が行きわたった。テントは約10畳の広さで、電化されてエアコン付きである。各地にテント村が形成され、バス・トイレのコンテナも設置される。ただし、テントに避難したのは約28,000人であり、それより多い約34,000人がホテルでの避難を指示された。もちろん公費による宿泊である‥‥

上記(青色)は、以下から一部のみ転載したものです。

★自然災害の避難が、「体育館生活」海外とのギャップに違和感http://news.livedoor.com/article/detail/14989742/

★“体育館で雑魚寝”は異常
最低限の安全を守る国際基準「スフィア基準」h
ttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180713-00010020-abema-soci

「ホテルに避難するが、費用は公費」だとあります。もうビックリビックリです。ネットで探しましたが、まだイタリアの例しか見つかっていません。ですが、災害や紛争時の避難所について国際赤十字が提唱する最低基準（スフィア基準）があるというのです。次のように定めているらしい。

・世帯ごとに十分に覆いのある生活空間を確保する
・1人あたり3.5平方メートルの広さ(およそ畳二枚)で、覆いのある空間を確保する
・最適な快適温度、換気と保護を提供する
・トイレは20人に1つ以上。男女別で使えること

なお、これは貧困地域や紛争地域にも適用される最低基準だそうです。これを知れば、日本は最低基準よりさらに低いと考えられます。

あるテレビ番組で、「ニッポンっていいなあ!」と毎回のように流す局があるそうですが、自画自賛するテレビ番組が増えているような気がしませんか。アベ政権のマスメディア介入なのではと疑ってしまう。

大災害に遭っているだけでも大変なことなのに、その後の体験でも辛い目に遭っているなんて‥。どう考えても国の災害対策は圧倒的に遅れている。アベ心臓はこれで充分だと思っている…たぶん、こんな目に遭ったことは一度も無いお坊ちゃんたちが政権を取っていて…。腹立しく、悔しいです。

世界のGDPランキング(2017年)が3位と言われる経済大国日本! 　一方、国連の『世界幸福度ランキング2017年』では51位です。自画自賛するなど恥ずかしいことです。