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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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私は子どもの頃から本を読むのが好きでした。自宅にはオモチャなど一つもなく、雑誌類は結構たくさんありました。

姉と兄二人が買ってきた本なども殆ど読んでいました。

私が従軍慰安婦のことを知ったのは、10代頃だったと思う。多分父親がいつも読んでいた雑誌だと思うのですが…


中に、ある老婆の体験談らしく、慰安婦をしていた女性が「白いミルクが飲めない」と語っていたことです。

それが何だか分からないのに、なぜだか心の奥で知っていたような…。あまりにも惨くて…。それでなのか分かりませんが、誰にも読んだと言わず、口にしたこともありません。

母親からは性的未熟な娘だったみたいですが、この手のことは教えられなくとも感覚的にわかるらしい。

ところで、あいちトリエンナーレで慰安婦像が設置されたのは、等身大の少女像(慰安婦)の脇に並んで座れるようになっている。

それは、少女像の隣に座って、同じ目線になって気持ちを実感してほしいというメッセージだった」のです。

でも、私自身は怖くて、その隣にはたぶん座れないってことがわかります。私は被害者の気持ちだけでなく、加害者の気持ちにもなりやすいほうだと思う。その手の過敏症とも言える。

また、731部隊に関することが載っている雑誌も、中学生頃に読んでいました。覚えているのは、その部隊に少年がひとりでやって来た。

で、お金か食料か忘れましたが、それが貰えるなら人体実験に使って欲しい、と自らやってきたというものです。少年はすぐに解体されてしまった……。

よく思うのですが、私は日本軍の恐ろしさや惨たらしさを知るようになり、世の中に起きている多くの理不尽さと出遭い、そうして大人になっていったのかもしれないと。

ですから、慰安婦など無いかのような考え方をしている人たちがいるのもわかります。しかし、真実を知ることが最も重要なのです。

自分の感情を操作して、有ることを無いことにしてはいけないのだと…。

ちなみに、「女性のためのアジア平和国民基金」というウェブサイトに、慰安婦に関する資料が載っています→ここ

慰安婦の数とか、慰安婦の生活とか、当時の写真や慰安婦自身が語ったことも載っています。

慰安婦にされた女性たちは、日本・中国・韓国・フィリピン・インドネシア・台湾・オランダ・ビルマ・マレーシアその他など。

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竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
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