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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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旅行好きな友人が、イギリス観光が一番に良かったらしく、“ぜひ行ってみたら!”と熱心に勧められました。

でも、イギリスに行く気は、私には全く無い。イギリスの最初の植民地になったアイルランドには、13年前に行ってます。

アイリッシュ音楽が大好きで、景色が良く人柄も良い国で、また行きたいと思っています。

ところで、世界の海の覇権を握るのは「大英帝国」です。そして、世界一の植民地支配者と言えます


植民地経営がうまく行かなくなったら、内紛が起きるような種を蒔いて行く、という腹黒さはさすがです。それを「負の置土産」と言うようです。

一番よく知られているのは、インドがイギリスの植民地から独立する運動が強まった頃に、置き土産としてインドとパキスタンが永久に対立する構図を作りました。

ヒンドゥー教徒とイスラーム教徒の対立を利用して、独立運動を妨害しましたが、それを「世界の火薬庫が生まれた…」などと言う…。

なお、イギリスは現在でも海外領土を五か所も持っており、イギリス王室の属領も3つあります。

しかも、イギリスが絡む場所には、世界中の租税回避地域(タックスヘイブン)が集中している。王家は租税をキチンと払っていないのでは?

で、イギリス王家の財産は、一体いか程の額になるのでしょうね。想像を絶するのではと…。

さて、以下は「田中宇(さかい)」さんのホームページに載っているもので、一部のみ転載させてもらいました。(http://tanakanews.com/190911hongkong.php)

タイトルは「さよなら香港」

1997年に英国の植民地から中国に返還された香港では、英国が中国(中共)への嫌がらせとして、返還直前(95年)にそれまで全くやっていなかった民主的な政治体制(民選議会)を新設した。

中共が返還後の民主体制の換骨奪胎を試みると、米英が「中国は香港の民主や人権を弾圧している」と
非難することが繰り返されてきた。

香港は、米英の中国敵視策の道具として使われてきた。2014年に中共が香港の選挙制度を改悪したときは「雨傘運動」の大規模デモが起きた。

今年、香港で逮捕された容疑者を中国に送致できるようにする
「1国2制度」の換骨奪胎としての刑事手続きの改悪が試みられたのを受け、再び大規模なデモが起きている。

英国は、自分が香港を支配していた時には民主体制など全くやっていなかった。

冷戦後(隠れ多極主義・隠れ親中国である)米国からの要請で、香港を中国に返還せねばならなくなった。
で、中共を苦しめるために維持が困難な(英国自身でさえ宗主国だった時には断固拒否していた)民主体制を「(負の)置き土産」「最後っ屁」として残した……

(注:換骨奪胎とは、他人の詩文また表現や着想などを、
うまく取り入れて自分のものを作り出すこと。骨を取り換え胎盤を奪い取って自分のものとする意)

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