ローマ教皇が今日、帰国された!

長崎でのローマ教皇のスピーチ全文は→ここ


なお、教皇のスピーチを少しだけ取り上げています。核兵器の保有や軍拡競争が続いている現状に対して、「これは神に背くテロ行為です」と手厳しい。

「軍拡競争に対して、もっと大きな声を上げ続けなければなりません。軍拡は、貴重な資源を無駄にしています」

「その資源は、人々の全人的発展や、環境保護に使われるべきです」「兵器に大金を費やし、兵器の近代化、維持、販売で大儲けしている」

「最新鋭で強力な武器を作りながら、なぜ平和について話せるだろうか」

宗教的指導者で、これほどまでに政治批判をハッキリと打ち出した人は、これまでそんなにはいなかったように思う。

ところで、NHKはローマ教皇が核兵器廃絶を訴えていたことは、確かに報道していました。

がしかし、教皇が「兵器を増やしたり販売するなどで大儲けしている」と批判しているところは報道しなかった。やっぱりなと…。

アべ政権が、アメリカの武器を爆買いをしていること、教皇はたぶん知っていただろう。

また、ローマ教皇は貧困に苦しむ人たちの援助のため、防衛費の一部を元にした創設を提案している世界基金に触れていた。

「このような彼らの苦しみに無関心でいるのに、許される人は一人としていません」と…。

が、アベ政権は貧しい人達への関心は全くなく、それどころか追い込んでいる。消費税を幾度もアップし、年金を削除や生活扶助費なども幾度も削減している。

貧しい人ほどさらに貧しくなっていく…、

一方、ローマ教皇は貧しい人に寄り添っている。曰く「私は貧しい人々による貧しい人々のための教会を望む」と…。