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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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☆ 科学映像館 OverKilld(atomic bonbs)Isao Hashimoto
アーティストは、橋本公(イサオ)さん


映像館 Born in 1959 in Kumamoto, Japan. His works concerning atomic bombs are influenced by the leanings during his childhood about Genbaku in Nagasaki, which is close to his home country.
http://sciencenet.cocolog-nifty.com/isao_hashimoto/


作者は、箱根ラリック美術館の学芸員橋本公→http://bit.ly/F02mi


☆ 科学映像館 Atomic Bomb(核実験) Isao Hashimoto 橋本公
 
こちらは地上で行なわれた核実験のコードネームを順に並べた「Atomic Bomb」。

なお、当ブログ7/27に、同じ橋本公さんの作品を掲載しています。大変に優れた作品だと思われるので併せて観てほしいと希望します。

 

☆  局地核戦争でも人類は滅亡

日経サイエンス 

Local Nuclear War, Global Suffering
http://www.nikkei-science.com/english_read/bn201004.html

以下に一部だけ転載


「軍事衝突によって100発の核爆弾(世界に2万5000発以上ある核弾頭のわずか0.4%)が都市と工業地域に落とされると,世界の農業を麻痺させるに十分な煙が生じることがわかった。

2人の共同研究者が最新のコンピューターと気候モデルを用いて,1980年代の「核の冬」の考え方が正しいだけでなく,核の冬の影響はそれまで考えられていたよりもずっと長く,少なくとも10年間は続くことを示した。

そして数十年間にわたる影響を評価する計算を行った(現在の高速コンピューターで初めて可能になった)。
また、海洋と大気全体を計算に含めて(これも初めて可能になった),局地核戦争であっても,その煙は太陽光によって暖められて上昇し,高層大気中に何年も浮遊して、日光を遮断し,地球を冷やし続けることを見いだした。

つまり、膨大な量の煙が発生するという発見だった」


………………………………………………………………

いざという時のために、核を保有したい、という考え方をする人たちはたくさんいると思います。

現在なら、近いうちに世界一の大国になる中国への脅威から、核武装せねばならないというものです。

核爆弾を持つことは、相手にとっても脅威となり、互いの危機感は高まり「負の連鎖」に陥る恐れがあります。

そして、使用すれば、上記サイエンスの記事にあるように、地球規模の汚染となり、大量の煙が太陽をさえぎり、数十年間にもわたる「核の冬」に突入してしまう…、。

つまり、因果応報です。まっしぐらに人類絶滅に向かう道です。


核爆弾を使えば、「核の冬」が来ます。自分の国を守るために敵国を核攻撃をすると、それが自分の国を守ることには決してならない。

そういうことを、2つの動画とサイエンスの記事を教えてくれていると考えます。

さて、あなたはこの動画を見て、また、サイエンスの記事を読んでから、どのように感じるのか…、



 

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