そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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枝雀さんは理論派らしく、「緊張の緩和理論」という理論を唱えています。緊張の緩和が笑いを生むとする独自理論です。

ものごとの考え方の中に当人の気質が垣間見えます。枝雀さんはかなり緊張しやすい気質だと考えられるところです。エニアグラムのタイプは、優等生気質(714)の3つのタイプから探すところです。

3つのタイプの中で、緊張していることをほとんど感知させないのはタイプ7です。明るい幸福な人間に思われたいためなのか、なんの不安もなくノホホンと生きているみたいに見える人たちがよくいます。しかし、本当は神経質で不安感が強いが隠されているので、なかなか他のタイプには認知されません。

さて、以下のウェブサイトに書かれている枝雀さんに関する記述はかなり秀逸だと思いました。


http://mitleid.cool.ne.jp/shijaku.htm

以下一部のみの転載です。
「枝雀落語の登場人物はどこか漫画のキャラクターのようです。オーヴァーなアクション、表情、しゃべり、こうしたものの全てが漫画的な誇張の表現としてキャラクターを形作り笑いを構成しています。ひょっとすると、枝雀に59歳という「実年齢」が存在することに驚かされたような気もするのです。枝雀の「禿頭」のスタイルが、すでに30代にしてなっていたことの方にむしろ驚きを覚えるのではないでしょうか。有り体に言って、枝雀はそもそも「年齢不詳」の存在だったのではないでしょうか」


末っ子気質のタイプ4に関して、「年齢不詳」に見えることを既にホームページなどでご紹介しています。枝雀さんも30歳の時から亡くなられる59歳までほとんど変化がなく、年齢不詳に見られていたんですね。

顔相も、ネオテニー的というか童顔に近いもので、以下に取り上げています。


http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-209.htm

語り口も登場するキャラクターも漫画的な感じがしますが、落語芸は驚くほどで、私も枝雀さんの落語をはじめて聴いた時に圧倒されました。強烈に個性的だと思いましたが、以下にもそんな評価がされています。

http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/news/jisatu/2001/mikisuke.html

「天才だと思います。桂枝雀さんの落語芸は、見ている人すべてを笑わせました。そして同時に、破天荒なオーバーアクションでしたが、しかしただ単に客にこびるのではなく、うるさ型の客をもうならせる鬼気迫る芸だったと思います。落語に新しい形をひとつ加えました。いえ、落語そのものを変えていく力さえあったと思います。また、芸の見事さに加え、人間愛を持っている方でした。そのあたたかく優しい人柄も、人気の原因の一つでした」

動画を観ればわかるように、鬼気迫るものがあります。必死でうどんを食べています。

雀さんは、いつも稽古熱心で完璧主義ゆえ必死で命がけで演じているのではないでしょうか。余裕があるほうにはみえず、なんだか無理している感じもします。

私の旧友タイプ4から「命がけで子育てをしていた」と電話で告げられたことがあります。こちらは、「目の中に入れても痛くない」のほうですから、驚いたことよく記憶しています。何か冗談を言うと本気にされてしまって、慌てて事情説明しなければならないことがよくありました。

真面目度が強い人は、つい真剣になり命がけにもなってしまうのです。つまり、「生真面目≒努力家≒真剣≒完璧主義的≒ミスは許されない≒緊張しやすい≒神経質」と繋がると考えられます。

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