メリル・ストリープ主演の映画 「シルクウッド」

★　Meryl Streep singing Amazing Grace in Silkwood
　　　http://www.youtube.com/watch?v=VK-N8wRjkSw

山本太郎さんのツイートに、「すみません、ぼく殺されてしまうかもしれないから、言いたいことを先に言いました」と、９月２４日の生放送の番組のなかで、原発問題を熱っぽく語ったようなことを書いてありました。

その後、早川由紀夫さんのツイートを読んで少しギョッとしました。「動画を消すだけでは不十分で、次は実物を消すつもりかもしれんな。私のツイートがいきなり途絶えたら、そういうことだ思ってくれ、みんな。」

これを知って大げさなことを言う奴だ、と、思われる人は多いと思うのですが、急に思い出した映画があります。「シルクウッド」という映画です。実話がもとになっている映画で、ビデオテープVHSが自宅の棚の奥にまだあります。

チェルノブイリ原発事故の後に、このビデオを上映して原発の恐ろしさを知ってもらおうと、友人や知人たちと上映会を開いたりしていました。あれから早くも２３年くらい経っています。

主演女優はメリルストリープ。この映画ではじめて知った女優さんですが、カレンの役をうまく演じていました。でも、実話のほうをあまり知らなかったので、昨日ウィキペディアから改めて知ることができました。

★　カレン・シルクウッド　　(左上の画像)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB
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ウィキを読まれた方はわかると思いますが、事実は小説より奇なりで、怖いことは一杯に起きています。原発事故もそうです。

テレビのアナウンサーの声が、「放射能の汚染で…、」と聞こえてくると、今でも、「これは夢の中の出来事なのだろう…」と思うことがよくあります。

夢から覚めたら以前の日本になっているような…そんな気が時々起きます。恐怖は大きくなるほど現実感が乏しくなるようで、映画の中のワンシーンみたいだとよく思います。

動画にあるのはラストシーンです。よく覚えています。強烈でしたから。アメージンググレースの曲が流れることで、よけいにこの先の悲劇が暗示され強調されていると思います。

あれから、アメージンググレースの曲は軽い気持ちで歌えなくなってしまいました…。