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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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タイプ割合が片寄っているためなのか、知りたいタイプの情報があまり入ってきません。ほとんど得られないのがタイプ3とタイプ5です。たぶん、それは皆さんの予想以上ではないかと。このタイプの人とはまず出会えないだろうと考えられます。

その他ならば、タイプ9、タイプ6、タイプ1、タイプ8です。できる限り少数派のタイプのエピソードを取り上げたいと思っていますが、当然にそれもまた少ないのです。

今日は受講生たちから得たタイプ1に関するエピソードを少しご紹介したいと思います。

さて、タイプ1にとって「予定」というものはとても大切なようです。ある受講生は、夫が家族の動向を確実に把握したがり、しつこく尋ねられるそうです。それで、妻がいい加減に答えるとかなり立腹するので、それで驚くのだと教えてくれたことがあります。

普段、夫はほとんど怒ったところをみたことがないので、不可解なところだと言います。そして、
家族の週末の予定を聞いて、自身もそれに合わせて予定を立てるのだという。妻のほうでは、「予定などいつもあるわけない」と、妻はそれでイライラさせられるとか。なお、妻のタイプはタイプ2w1です。

ある妻は、夜の8時に帰宅すると予定表に書いておいたが、予定より5分遅れて電話したので「叱られた」というもの。夫の言い分は、「遅れるならば、それは事前にわかるはずで早めに電話するべきだ」  しかし、妻にとっては5分遅れただけで叱られることが、「納得できない」ようです。

知り合いの夫婦が10年前に離婚しましたが、夫が語ってくれた離婚理由は、「日程表に書き込むことになっているのに、妻は忘れてばかりで、そういうことが耐えられなかった」  こちらも、夫がタイプ1で妻はタイプ2。

こういう離婚理由があるとは初めて知りました。一方、タイプ2の人たちが、「予定は未定!」みたいなことをよく言っていたことを思い出します。

なお、タイプ1の基本防衛戦略は「敵をあらかじめ避ける」です。以下に載せています。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory3.htm

タイプ1は、自分の所属する群れと、それを率いる指導者たちに指示された、いつも通りの行動を一点の間違いもなく遂行して行きます。そして、少しの危険や異変もすぐに気づいて、あらかじめ避けていれば自分の身を守れるという行動プログラムです。

「あらかじめ」とは予定のことですから、予定が組まれていないとか、予定がわからない状態では、不安になるのではと考えられます。

また、それと少し関連するかもしれませんが、後ろから突然に声をかけられて、異様な反応をした男性がいます。誰にとっても驚くような出来事には違いありません。

なお、これは職場での勤務時間内でのことです。男性の席は後部で、しかも狭いので、そこを通る人間はほとんどいなかったので、後ろから声をかけられるなど想定外というべきか、彼の予定にはなかったのでしょう。

同僚が少し大きな声をかけて驚かせたようですが、その後、この同僚とは一切口を利かなくなったと聞いています。

ショックを起こしたことを恥ずかしいと感じたのか、同僚のことを許せないと思ったのかどうかわかりません。しかし、予定通りの行動をしていれば安全だという基本防衛戦略を持つ気質の人ゆえの反応のように思われます。

また、通信講座のレポートの中に、後ろから声をかけられて驚いたというエピソードを数回見ています。レポートに取り上げるようなエピソードなのかと、不思議な気がしたところです。
 

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