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劇画作家のさいとうたかをさん語る。(青字部分)
「男は女より弱い存在なのである」「生命力も女のほうが圧倒的に勝っている」
「男は強いなんていうイメージは母親が作ったもの。メスから、男は強くなければならないと子どもの頃から教育され続けた」からだとも言う。
「女性を強く意識するタイプ(837)」は、女性を恐れるが引かれもするという気質です。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
多くのことで女性中心な考え方を自然にしてしまうみたいです。
タイプ8は「強くならねばならない」というネバ人間で、当会の理論では、タイプ8に生まれたら、そういう「ネバ人間」になるという宿命です。
さいとうさんは母親から教育されたものと思っているようですが…。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-1~/15-6.htm
さいとうさんを、ウイング7と判定しています。その根拠にもなると思いますが、「幸福論」というタイトルの章のはじめにあります。
「誰がなんと言おうとも、人生は楽しむものだ」と。
なお、タイプ7は「人生を楽しみつくそうとする」タイプです。
むろん、タイプ7ならばみなそうなれるというものではありません。
さいとうさんは、「極楽トンボ」と揶揄(やゆ)されたことがあるようです。
「幸福を損得と考えるならば、損をする状況(不運や苦境)に立たされて、いろいろな反応をする自分を発見できる。
そんな自分を知ったのは得と考えれば、(不運や苦境という損と)相殺もできる」
(注:カッコ内は私が付け加えたもの)
「おかげで、不幸だと思ったことは一度たりともなく、大いに満足しながら日々を過ごしている」
さいとうさんは失明の恐れがある病にかかっています。
が、「わが身に起きた災難をただ嘆き、呪っていたのでは、男の沽券に関わるというものだ」
そこで「目が見えないという状況を知る絶好のチャンスと開き直ってみた」
「こんな状況に置かれた自分の境遇を楽しもうと居直った。ガマンしている自分を嘆くより、ガマンという男の美学を追及する自分に酔いしれているほうがずっといいに決まっている」
いやあ、全然、否定的な考え方ではありません。
精神的に成長したタイプ8なのでしょうね。
また、タイプ8の成長の方向はタイプ2ですから、肯定的な考え方をするようになります。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/page03.htm
ところで、「女になめられるなんぞ男の沽券にかかわる」という言い方はよく聴きます。
しかし、こういう男のコケンもあるんですね。知りませんでした。
どこかで利用させてもらおうと考えています。
さいとうさんとは違い、こうした「発想が浮かぶような精神的な余裕を持つことが難しい」と私なぞはおもってしまうのですが。
できたら、このようになりたいですね。
また、誰にとっても参考になるのではと思い転載させてもらいました
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