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状況歌 鶴見俊輔作
国民の都 東京は
日本の知識人(インテリ)を包む
高く立て日の丸を
ゴッド・ブレス・アメリカ
鶴見俊輔詩集『もうろくの春』の中に収録。
私の尊敬している鶴見俊輔さんの詩をご紹介します。
鶴見さんはアメリカ留学をしてハーバート大学などでも学び、青年期をアメリカで過ごした方です。
また、子どもの頃から留学するまでの間に、自殺未遂を5回繰り返しています。
精神病院にも3回入院させられています。
壮絶な体験をしている方です。
こちらのブログにも取り上げています。ブログ内検索でご確認ください。
さて、この詩は、小泉純一郎が首相だった頃に作られたものです。
小泉のブッシュ大統領への追従やへりくだりぶりを批判しているように見えます。
ブッシュの前で、プレスリーの歌を歌ったところはあまりにも情けない姿でした。
ブッシュのご機嫌取りを一国の首相がやっている。
その映像が世界中に駆け巡りました。
今度、日本に来る駐日大使は、あのケネディ大統領の娘さんです。
現在、父親の名が付いた図書館の館長をしています。
それにしても、行政や政治経験がない人間を派遣するとは、日本も随分なめられたものです。
(もっとも個人的には、女性が大使になるのは大歓迎です)
それもこれも、これまでの従属国ぶりが見事だったので、いつしか見下されるような存在になったと考えられます。
鶴見さんの詩からは、日本の官僚たちインテリたちの情けなさや堕落ぶりを皮肉っているように見えます。
東京は、日本「国民の都」ではないのだと、あの頃から鶴見さんも知っていたのです。
アメリカの属国である日本、アメリカの家来である日本が、国防軍を作ったら、どうなるのか!
もはや、ファシズム国家と言えるようなアメリカに従っていたら…、
自民党の憲法草案を読むと、背筋がぞっとするほど怖いです。
こんなことをブログに書いていたら、いつか憲兵が、あるいは公安が、我が玄関のドアホンを鳴らすかもしれない…
日本国民を守るという日の丸の旗を揚げても、実際には「ゴッド・ブレス・アメリカ」…、
God Bless America, Land that I love.
Stand beside her, And guide her,
Thru the night with a light from above.
アメリカに主の祝福あれ 我が愛する国よ
アメリカを守り 導きたもう
夜通し降り注ぎし 天上の御光
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