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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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核不使用共同声明に、これまで参加しなかった日本が、初めて参加したというニュースがありました。

そして、これを歓迎する人たちの声が報道されましたが、何故こんなことで歓迎できるのでしょうか。

この記事の中で岸田外相がなにやらボソボソ言ってますが、詭弁でしかありません。

安倍政権が「戦争をしたがっている」
と国民に知れ渡りつつあり、そのせいで支持が減ることを恐れて、少し人気取りをしただけに見えます。

世界が核兵器を使わないと約束しても、それ以外の兵器は使っています。みなさん周知のことだと思います。

どんなものでも使えそうなものならばみな兵器にしていると思います。試しに、以下の兵器一覧をチラリでもいいので眺めてみてください。

そして、その中の「化学兵器」をクリックしてください。凄いことになっています。

開発や進歩というものが一番に早いのが軍関係です。ちょっと前の兵器も古臭くなり、使用に耐えずに廃棄になったりしています。

他の兵器もそれぞれにクリックして確認すれば、読み切るにも時間がかかってどうにも読み切れない!ってことがわかる…。

膨大な“兵器世界”だと知って仰天するのではないかと思います。

それで、規制をしなければという議論も出てきたが、ほとんど議論だけに終わっている。ただのパフォーマンスに過ぎなかったのです。

イラク戦で米軍はどういう兵器を使ったのかも知っておいてほしいものです。何の役にも立ちませんが…。

また、禁止兵器の一つであるクラスター爆弾を使った国は予想以上です。費用のわりに効果が得られる爆弾だからです。

そして、シリアで使われた化学兵器は米軍も使っていたのに、なぜかシリア政府軍が使ったらいけないことになっている。実際にはシリアの反政府軍が使っていたのだが。

おかしい。おかしいことだらけです。それがわかるだけなのですが…。ホント、徒労です。

★核兵器不使用声明発表 日本が初参加
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131022/k10015450031000.html

★兵器一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E5%99%A8%E4%B8%80%E8%A6%A7

★イラク戦争 大量破壊兵器--使ったのは米軍
http://www.mdsweb.jp/doc/1121/1121_08a.html

★規制が議論されている兵器
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%8F%E5%88%B6%E3%81%8C%E8%AD%B0%E8%AB%96%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%85%B5%E5%99%A8

★クラスター爆弾
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%88%86%E5%BC%BE

核不使用の共同声明文には、「核兵器の無差別性が受け入れがたい」とあります。

が、戦場で兵士だけしか死なない、などということは太古の昔からあり得ないことです。

なぜ、こんな無知というか厚かましいことを声明文に入れられるのでしょうか? 理解できません。

近代兵器はとくに無差別的です。無人飛行機などはその最先端のもので、これからはもっと無差別性の強い兵器が開発されるでしょう。

核軍縮が進んだとしても、意味も価値もありません。それをわかっているので、核不使用の共同声明に参加してもよい、になっただけ。

なお、先端技術のほとんどが軍事目的で開発されてきたものです。それが私たちの日常生活品に応用されています。

もはや、ほとんどの物がそこから生まれてきたものと言えそうです。ロボットカーなども、実用化は軍事利用からはじまっています。

無人攻撃機があれば、当然にすぐに自動運転の自動車の開発に進んでいるということです。

私も後期高齢者になった頃には、免許を取り上げられることなく運転できるようになるかもしれません。

技術の進歩の恩恵を受けている私たちですが、でも、これ以上の進歩を求める気持ちになれるでしょうか。あなたはどう思います?

友人の一人は技術者です。「技術を信じている」と言っていました。

でも、人を殺すための技術の開発に懸命になった技術者たちがいた…。多くはそれと知らずにいた。あるいは洗脳されていたのです。

人類の幸福に寄与できると思って必死に働いた人たちもいたと思います。

でも、結果としては、地球の破滅、人類絶滅へと進ませる歯車の1か所を担当していたに過ぎない、という一面に気づいていません。

人間が、同じ人間を殺すために必死に働いていた…99%の人たち。こんなバカなことってあるでしょうか。愚かな人間たち。

誘導したのは施政者1%です。

ジョン・レノンは「世界は狂人たちに支配されている」と語りましたが、その通りです。

施政者でもないのに、施政者側でしかものを見られない99%の中の数十%よ!

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