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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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英国の国王にはあだ名がよく付けられているみたいです。

たとえば、エドワード8世は「大衆王」とも呼ばれ、弟のジョージ6世は「善良王」というものです。これだけでもちょっと気質が出ているような気がします。

エドワード8世のことをタイプ7だと確定したのではありませんが、タイプ7はきさくで、自分も楽しみたがり、他人も楽しませたがる気質ですから、このあだ名はタイプ7にマッチしたものと言えそうです。

弟のジョージ6世はタイプ4らしく(まだ未定)見えますが、以下のサイトに記しているように、「
情愛豊かで、誠実」なところがあります。

「誠実な家庭人」と言われていたのですから、「善良王」というあだ名とうまく繋がります。

タイプ4の標準的な特長
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/cgi-bin/page05/05-4.htm

ちなみに、ジョージ6世には弟が3人で妹が一人います。その中の末っ子が、ジョン王子で、「ロスト・プリンス」と言われています。

自閉症でてんかんの症状があり、脳の発達障害の疑いもあってか、人の目に触れぬよう隔離されて育てられ、13歳で夭折しています(動画にあり)

ジョージ6世は、
「僕達の中でジョニーだけが自由だった」と言ったようです。弟をよくかわいがったみたいです。

なお、タイプ4は自由を強く求める傾向があります。超真面目で受け身で主体的になりにくい気質であれば、目上から命じられたことは絶対的なものと受け取りやすいものです。

多くは自分で自分を縛っているのですが、それと気づく人は多くないような気がします。

でも、基本的に自由になりたがるのは全タイプですから、これだけでタイプは絞れません。

ところで、ちょっと寄り道をしますが、英国王室のご先祖様みたいな人にロロ(Rollo)という人物がいます。

恵まれた体格が災いして馬に乗ると馬を乗り潰すほどだったみたいです。それゆえいつも徒歩で移動したので「徒歩王」とあだ名されました。

また、きわめ付けの暴れ者だったので「海賊王ロロ」とも言われましたが、まあ、バイキングのボスなので勇猛だったのでしょう。

エニアタイプは、タイプ8かタイプ2なのかなあという感じです。この2つ以外のタイプは考えられません。攻撃的な気質でなければ、暴れ者とか勇猛という評判をとることはないだろうと考えています。

ロロの子孫が現在の英国王室に繋がるウィリアム1(1087年没)
です。「征服王」と呼ばれています。

その他のあだ名は、
平和王・殉教王・剛勇王・兎足王・懺悔王・赤顔王・碩学王・欠地王・長脛王・無思慮王(無策王)獅子心王、美髪王、等々です。

なかなかに傑作だと思いませんか。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%
E3%82%B9%E5%90%9B%E4%B8%BB%E4%B8%80%E8%A6%A7


特徴をよく表しているみたいなので、英国の子どもたちも覚えやすいのでしょうね。

このところの日本の首相交代は早いので、特徴的で奇怪なあだ名でも付けてみたいところです。

さて、懺悔王(エドワード1066年没)などとあると知りたいですよね。この王はアルビノという白子で、柔弱な性格であったと伝えられています。

「修道士としての純潔にこだわったため、後継ぎをもうけることがなかった。柔弱で無為無策などと言われています」

純潔にこだわり、柔弱で無為無策とあれば、タイプ1かタイプ4などが挙げられそうですが、これだけでは判定は無理です。

そして、無思慮王(エゼルレッド21016年没)などというあだ名を付けられた王がいます。

他国人(デーン人)に国を奪われたからのようですが、千年前のことですから詳しい情報は見つからないので、タイプはわかりません。

でも、ヘンリー8(1547年没)はよく知られています。映画『ブーリン家の姉妹』がありますが、映画や小説などに繰り返しよく取り上げられる王です。

暴君として知られていますが、男子の世継ぎが欲しくて妃を幾人も変えた王です。ですから、「男性を強く意識するタイプ261」と絞れます。自分の子どもを欲しがる傾向からタイプ2w1だろうと想像しております。

妻を斬首しろと命じた冷酷な王ですが、以前は「陽気な王様」と言われていたこともあったようで、人生なにが起こるかわかりませんね。

このように、特徴が顕著な王でなければ後世に記録として残る可能性は低くなり、エニアタイプの判定もできません。

なお、ヘンリー8世の娘であるエリザベス1世は、最初はタイプ8なのかと予想していましたが、タイプ2の可能性のほうが高そうです。いつか調べてみるつもりです。

そして、このヘンリー8世の娘で、「
ブラッディー・メアリー(血まみれメアリー)」というあだ名をつけられた女王がいます。メアリー1世のことです。

カトリック
信者であったために、プロテスタントを迫害して数百人を処刑したので付けられたあだ名です。

また、メアリー1世の前にジェーン・グレイという女王がいます。なんと在位は9日間です。

しかも、聡明な16歳の娘。メアリー1世が処刑するように命じ斬首されました。

血なまぐさい王室の歴史がありますが、他の国でも似たようなものです。
権力者の世界ほど恐ろしいものはありません。でも、怖いもの見たさで、つい首を伸ばしてしまう…



レディ・ジェイン・グレイの処刑
http://www002.upp.so-net.ne.jp/sava/dictionary/jane/jane_grey.htm
http://blogs.yahoo.co.jp/tsukasanomika/48043314.html


 


 

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