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先回とよく似ている事例で、イボの治療を受けていた女子(小2)についてご紹介します。
この女子はタイプ4で、小さなイボが足にたくさんできて皮膚科に数回通院しています。その治療は大人でも我慢できないくらい痛いのですが、これまで騒いだり嫌がったりもしないので、母親は感心していたみたいです。
ところが、その日は違いました。治療室でいきなりドン! と靴を履いたままベットの上に足を乗せました。母親は目が点になったと言います。驚いた母親と医師から女子は叱られました。母親は日頃おとなしい娘なのに、どうしてそんなことができるのかと理解不能だったみたいです。
さて、ある男子(小3)は、「ものもらい」によくかかります。(ちなみに、当地では「めんぼ」とか「めいぼ」と呼ばれているものですが、麦粒腫と言われる細菌感染による目の病気です)
この男子の麦粒腫は化膿が進んでしまったので、切開して膿を出さねばなりませんでした。麻酔をしないと痛みがひどいものなのですが、一部少し自然に破れかけており、そのまま治療することになってしまいました。
ところが、この男子もタイプ4です。あまりにも痛かったのか、突如、医師の腕に噛み付いたそうです。母親と医師が驚いたのは言うまでもありません。
タイプ4は優等生気質です。ですから、お医者さんの前では大抵痛くとも我慢して良い子にしています。しかし、我慢も限度というものがあります。思わず知らず怒りとなって何か失礼なことをすることがあります。
短気な気質でもあるため、怒りやすい傾向はあります。普段はおとなしく控え目な子が多いタイプなので驚かれますが、当然の行為ではないかと思います。
調和タイプ(369)も、家の外ではよい子、よい人を演じようとします。しかし、防御タイプ(7・1・4)は、学校や職場、医師の前、公の場などでは、「よい子」というよりは優等生的な言動になるため、「模範的な礼儀正しい人物」になるのかも知れません。ニュアンスがちょっと違います。
さて、このようなことを書くと、「あの人はタイプ4だと聴いたが、無礼な態度をされた。聴いたことと違うじゃないか」と言われてしまうことがあります。そのように受け取られると困りますね。
いつでも・どこでも・どんな人にも、どんな状況の時でも、良い子や模範的な礼儀正しい人物になれる、などということはあり得ないことです。
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