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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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広島市の土砂災害が起きた地域の地質は「真砂土(まさど)」だと報道された時、これは調べておこうなどと思っていたのに、次々と起きるいろいろな出来事に翻弄されて、つい忘れていました。

ですが、友人から、「三河地方はほとんど真砂土だよ」と知らされました。

そこで、地質調査総合センターのホームページを見たら、中国地方が多いみたいですが、私の住む豊田市もほとんど該当してしまいました。

これじゃあ! ここが広島並の豪雨に遭えば、史上最大の同時多発土砂災害になってしまいます。広島の土砂災害を他人事だとみていたら、なんと! 足元に危険が迫っていたのでした!

日本の国土は山地が8割。しかも地質が崩れやすい! ああなんということか! 

地球温暖化が進んでいるのですから、同時多発テロが起きるより、こちらのほうがより起きそうで、より怖そう!

あなたも一度、自宅周辺の地質を確認してみませんか。ピンクに色づけされた地域です。

あなたを脅かして恐怖に陥れるつもりは毛頭ありません。でも、自分の立っている地区がどんなところなのかは把握しておくべきではないでしょうか。

★地質調査総合センターのトップページhttps://www.gsj.jp/
・地質ナビhttps://gbank.gsj.jp/geonavi/

・地質を見るための操作の仕方がわかるサイト
https://gbank.gsj.jp/geonavi/

・日本シームレス地質
(こちらが見やすい。見られない場合はコピペを)
https://gbank.gsj.jp/seamless/maps.html?appendix=lfn&type=basic&opacity=0.6&marker=34.68742
7949314845,132.8466796875&latlng=34.48879427886,132.51014709472656&zoom=12


なお、真砂土は花崗岩(かこうがん)が風化してできたもので、水を含むと粘着力が弱く崩れやすいそうです。

たとえるならば、「砂場遊びの山に水をかけたら崩れるような感じ」とありました。
広島では、地面から厚さ2メートル程度までの表層土が崩れる「表層崩壊」が起きていました。

この表層崩壊した真砂土が堆積物を巻き込みながら、谷沿いを一気に下って「山津波」となり、ふもとを直撃した、と書かれていたサイトをみてしまいました。

「山津波」なんて言葉、初めて聞きます。なんか恐ろしい響きがしますね。

ところで、敦賀は原発銀座ですが、敦賀半島はピンク一色です。もしも、山津波が起きたら原発はどうなるのでしょうか? 耐えられるでしょうか? 

建物は耐えられても、電源喪失したら復旧は当分叶わないと予想されます。もう史上最悪です。 

また、山津波で道路が寸断されたら、住民たち逃げられなくなりそうです。

地図には地質だけでなく、活断層もわかるようになっていますが、なんという多さでしょうか。危険な国土に生きているのだと実感できると思います。

自然災害は避けられないが、原発事故災害だけはご免こうむりたい、と切実に感じた次第です。

★山地保全学の研究サイト
http://ffpsc.agr.kyushu-u.ac.jp/control/
http://www.bluemoon.kais.kyoto-u.ac.jp/ec_activt_jp.html

http://www2.kpu.ac.jp/life_environ/erosion_cont/f4/paper/index.html

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