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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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嫌な事を見たり考えたり思い煩っていると、そんな自分が嫌になりますが、夜空を眺めていると少し慰められます。みなさんもそうではありませんか? 自分がどれほどちいっぽけな存在なのか、と気づかされるだけで、ストレスから解放されるような気がします。

都市に住んでいるとまず見られないが、郊外の過疎地などに行けば、夜空に浮かぶ天の川は、晴れてさえいればいつもくっきりと見えます。

私は子どもの頃から都市の中心地辺りで暮らしていたので、18歳になって登山してキャンプした夜に、初めて天の川を見ることができました。それはそれはすごい感動的なことでした。

また、これまでで一番感動したのは、ニューシーランドのテカポにある天文台から観た天の川と満点の星空です。

真冬なので空は晴天で透んでいて雲一つありません。しかも、月が昇る前でしたから、最高の夜空を見ることができました。他のどんな体験とも比較にならないほどの感動で、終生忘れることはない!と思う。

ところで、天の川は天空の上から地上にほぼ上下の縦線に沿っているように見えます。でも、多くの紹介写真などをみると、天の川の渦巻銀河は平面的です。駒を横から見た図に近いと言えます。

ということは、位置関係を想像するに、地球のほうが傾いているってことになるのでしょうね。それに、天の川の全てが見られるのではないみたいです。

半分くらいを見ているのであれば、地球は銀河面の近い位置にあることになる。もしも、遠いところに位置するのであれば、全体像が垣間見えるはずですからね。

この駒のようにクルクル回っている渦巻き銀河の動きをシミュレーションして再現して可視化したものが、上の動画です。思い描いていたものとほぼ同じです。

そこで、太陽はどこら辺りなのかなあ、と想像したり…。でも、太陽はあまりにも小さくて…地球なんぞ影さえない…。そうして、う~ん宇宙ってどれほどの規模なのか、などと想像を巡らせると、心も広がって行きそうにみえるのですが…。

それにしても最近出てきた「可視化」、凄いところまで進化していますね! なお、動画に関する詳しい説明はことら→
http://th.nao.ac.jp/release/20141112/

研究チームは、 (オランダ・ライデン大学のユルン・べドルフ氏、シモン・ポルテギースズワート氏、国立天文台理論研究部の藤井通子 特任助教(国立天文台フェロー)


 


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竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
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