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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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   先週、廃校になった建物で一泊しましたが、なんと天の川がくっきりと浮き出ていました。街灯もなく町からも離れた山奥なので、本当に本当の真っ暗な夜が出現するのでしょう。
  
67a9b26c.jpg星空を20分くらい見上げていただけですが、流れ星が同時に3つも出現しました。
でも、同宿していた若者たちは星空を見ることはなく、深夜まで話し込むのでもなく、早々に就寝してしまうのでした。

ところで、近くの廃校で富山妙子さんの作品が展示されていました。かなり以前から知っていた女性なのですが、最近の活動を知らずにいました。

写真・左は、兵士の顔が恐ろしげに描かれています。彼女は、戦争とか、
炭鉱などで働く人とか虐げられた人たちをよく取上げています。

 
09d0b8f5.jpgまた、戦前の朝鮮人や中国人たちのこと、暴力やフェミニズム(写真はパンフレット)なども取上げている社会派の画家と言えます。

どの写真も、クリックすれば、拡大されます。

確か詩人の金芝河さんと光州事件についての版画展などを催していたのではなかったかと思います。スライドを上映してお話しをしてくださった姿を思い出しました。

なお、光州事件は1980年のことで、いまだに真相は明かされていません。辛い事件でした。 この事件の原因を作ったと言われている金大中さんが、8月18日に逝去されています。

 富山妙子さんの年齢はたぶん80代後半なのではないかと思いますが、高齢になっても自分の成すべきことを貫いています。軟弱な私からはとても立派にみえ、また尊敬するお一人でもあります。

 ちなみに、私的には好みの画風ではないのですが、人の心を揺り動かす迫力のある(写真・下)ものばかりです。でも、気に入っている作品を掲載しています。

496fb1a5.jpg
 彼女の作品は写真に撮ってもよく、また無断でプログで取上げても許可されるだろうと思われます。
 多くの人たちに知って頂き、作品の意味することを理解してほしいと願っている方だと思われます。なお、エニアタイプは、2w1です。

 

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