松田優作のエニアタイプ・その８(最終)

松田優作さんのタイプは、一応、防御タイプ(714)という3つに絞っていますが、ウィキには防御タイプらしいものがあまり見つけられません。

ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E7%94%B0%E5%84%AA%E4%BD%9C

たとえば、「アクション･スタント シーンにスタントマンを使わなかった」とあります。であれば、怖がりな気質ではなく、攻撃タイプから探す、と絞るのが通常のやり方です。ただし、「探す」というだけで可能性がないわけではありません。

未発表ですが、トム・クルーズをタイプ4(ウイング3と予想)と判定しておりますが、危険な場面でもスタントマンを使わず本人がやっていたようです。

「松田美由紀は松田(夫)を「普段のファッションには無頓着で、放っておいたら何を着だすか分からない程だった」と言う。近視で、普段掛けていた眼鏡も上部が黒縁のいわゆるオヤジ眼鏡だった。

ここは調和タイプ(369)にはあまり考えられないところです。人並みの服装を心掛けるほうです。タイプ1やタイプ７はどちらかというと服装に無頓着とは言えず、こちらも常識的な範囲内だろうと予想されます。

しかし、タイプ2にもタイプ4にはあり得るところです。ただし、男性ではタイプ２ｗ１が一番にオシャレです。お母さん気質で、最も女性性の強い気質ですから。でも当然のことながら無頓着な男性もいます。

ちょっと寄り道します。最近になって知ったのですが、内田樹さんが「男おばさん」と自称していることです。

★内田樹の研究室http://blog.tatsuru.com/

タイプ２ｗ１と判定していますが、合気道七段で居合道三段の武道家ですが女性的な気質だと自覚しているみたいです。私がいま最も注目している著述家で、旅に出る時も冊子や、気に入った文はコピーして出かけているくらいです。……さて、ウィキの記事に戻ります。

丸山にとって松田は畏怖と尊敬の念が入り混じる存在で、脚本をアップする度に松田からどの様なチェックが入るか戦々恐々としていたそうである。

尊敬している人であれば、誰もが緊張して「戦々恐々」ってことになるかもしれません。ですが、私が予想していたタイプ４とは考えにくいところです。末っ子気質のタイプ4に戦々恐々とするのかと…、私の予想は間違っていたのか…、

さらに優作さんは「強烈なカリスマ性をもつ俳優」ということになっています。タイプ４にそんなイメージがあるのか疑問に感じる人たちは少なくないだろうと思います。私もそう思っておりました。しかし、この世のなか、タイプ４と判定できる人は何億人もいるのですから、タイプイメージを狭めてよいとは思えません。次は以下のサイトで見つけた情報(青字)です。

★http://www.tv-asahi.co.jp/ss/214/special/top.html

映画『家族ゲーム』です。当時新人であった森田芳光監督と組んだこの作品、脚本を読んだ優作が「足が5cm浮いた」というほど、森田監督の才能に惚れ込み引き受けたのです。

「足が5cm浮いた」とは、相当な緊張感があったと考えられるところです。それほど人に惚れこめるのかと考えてみると、攻撃タイプ(825)にはあまり無いと思うのです。ただ、俳優など有名人にはみな弱くなるようで、このタイプがゼロだとは考えられません。

さて、一つのタイプに絞りたいところですが、たくさんの情報を得ようとするほどタイプが絞れなくなってきました。ただし、優作さんの妻など身近な人達からの情報のほうが、事実に近いと考えています。

ウィキの書き手も主観が入りますから、攻撃的な男性だというところばかり光を当てて書きだしたならば、読み手は攻撃タイプだと絞ってしまうでしょう。噂とか評判というものにも影響を受けるだろうと思いますが、真偽のほどを確かめることは容易ではあません。タイプ判定には使えないとみます。

また成功した俳優などに対して、人々は特別な思いを持ちがちです。ファンは変に有頂天になったり、失神するほど興奮する人もいるくらいですからね。

従って、優作さんのエニアタイプは当初に絞っていた防御タイプ(714)と絞るが、消去法ではタイプ４が残るでしょう。その5と、その6にはタイプ1とタイプ7らしくないところを書き出しています。

このように消去法ではタイプ4が残りますが、タイプ4だという核心的な情報は見つかっていません。残念ながら、故人ゆえ新しい情報を得られるとは思えませんから、ここまでです。