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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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ある人物が「女好き」に見えたので、261の3つのタイプと予想することはよくあります。その逆も無論よくあります。「女嫌い」に見えたので、837という「女好き」なタイプではないと予想してしまうのです。

よくよく観察しないと、また押さえ処を間違えないように慎重を期す必要があるところです。人の心理は単純ではありません。まあ、複雑系?でしょうか。


押さえ処というかポイントとしては、どちらの性に厳しい視線を出しているかで判断できます。しかも、事実から判断するのですから、多くのエピソードなどを把握できていなければ判断できません。

さて、男性に対して厳しい見方をしていることが顕著にみえたならば、「男性を強く意識するタイプ(261)」と絞れます。女性に対して厳しい見方をしていることが顕著であれば、「女性を強く意識するタイプ(837)」と絞れます。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

261の人たちの中には、本当は「男好き」でいたいのに、男に対してなにか怨念があるかのように厳しく接してしまい、それでも心の奥深くで男性を追い求めているかのよう
見えます。従って、割り切れず、あきらめが悪いんです。小さなことなのに、尾を引くのです。ウツウツが続き、自分でもどうして対処したらいいの分からないままです。つまり、複雑な心理状態に陥るのです。やっかいなのです。

ところで、この男性がタイプ2w1であることは、他のエピソードからも判定できます。以下です。
「給料日には全員から1000円を集めて3000円になると、みなで近くのホテルでランチバイキングするとか。そし、終業時は、4人みなで事務所を片付けて戸締りをして、近くの駅までみなと一緒に並んで歩いていきます」

タイプ2でもウイング1の重い気質の人たちによくある傾向です。公平とか平等とか、みなで一緒に行動したがるところです。タイプ1に最もよくあるもので、この気質が色濃くあるために2w1と絞れます。

家族は一緒に食事しなければならないとか、職場などで自分が掃除などしているのに、他の人たちがやらないでいると立腹します。立腹できずに影口を叩くこともあります。ゆえに、この手のことで不快感を口にする人たちがいたら、261だと絞れます。

つい最近に知ったのですが、あるヨガ教室では最後に2名が室内を掃除することになっているようです。モップで軽く拭くだけの作業ですが、なんと名簿に掃除すると○印をいれねばならないのだそうです。掃除しない人たちに警告を発しているのです。

たぶん、261のどれかか、または多数派の2w1の人たちが主に決めたことではないかと考えられます。町内会などにも、これに似たような決まりがよくあるみたいです。2w1の人たちが圧倒的多数派だからではと思っております。
 
一方、タイプ7には、「公平とか平等とか、みなで一緒に行動したがる」という傾向はあまり見かけません。というか、自分だけ特別扱いされたがる、目立ちたがりで、得になることなら我先に動く、嫌いなことは極力回避する、という傾向もあり、みなと行動をともにしたがるとはとても考えられません。公平にやるより、ジャンケンで決めたがるほうとも言えます。

従って、タイプ7の「女性好き」とは、気に入った女性がいたら独り占めしたいのであり、その彼女に、自分だけを見つめてほしいという欲求が強くなり、できるだけ二人っきりになろうとします。

むろん、美しい女性たちに取り囲まれたいという気持ちもあるかと思います。女性たちから持ち上げられたり、チヤホヤされると驚喜してハッピーになります。しかし、単にランチをともにしたり、ともに駅まで並んで歩くだけでは面白くなく楽しくもありません。いつも道々楽しい会話ができるのであれば、むろんのこと毎日ともに歩きたがりますが…。

なお、837という3つのタイプは、「自分と世界は否定的に結びついているタイプ(837)」です。自分以外はみなライバルであり、人はみな自分のことしか考えないエゴの塊だと思い込んで(無意識的に、あるいは本能的にそう受け取っている)います。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm

小中生の頃に、学校で教室掃除を皆でやることになってますが、さぼるのは男子が多いというのが一般的です。しかも、男子の中でもさぼるのは、たぶん決まったタイプだったと考えられます。タイプ2w1かタイプ7だったような…確かではありませんが。さぼっている男児に怒っているのは、大抵2w1女子です。 え!私ですか? う~ん、さぼっている人のことを気にしたことはあまりないような…、

一方、261という3つのタイプは、「自分と世界は肯定的に結びついているタイプ(261)」です。人間関係でも疑いを持つことは少なく、他人とも協力することは可能だと思い込んでいるのです。無意識的に、本能的にそう受け取っているのです。

837も、公平とか平等を一応は求めますが、そんな中でどれだけ自分が優位に立てるか、目立てるのか、勝てるのか、自分の得はあるのか、というところに強く意識づけられています。自分が不公平に扱われたら無論のこと、公平にしろ!と訴えるか、批難するのではと思われます。

さらに、837は「お父さん」「長男」「次男」ですから、男性的な気質です。男性は本質的に、他人はみなライバルだという意識が強い気質です。相手が勝つか自分が勝つかの世界です。

http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm

一方、261は、「お母さん」「長女」「次女」ですから、女性的な気質です。男性と比べて弱い性であり、本質的に肯定的な世界観を持っていて、互いに協力しあうというか、しあえると思い込みやすい気質です。そのように気質としてできているというべきか。ゆえに、公平・平等に負担を負うことを重視する傾向があります。

まだまだ続きます。乞うご期待を!!


 

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