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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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6年も経ってしまった。あれから、私たちは日本人は、たくさんの侮辱というか屈辱的な体験をしてきたと思う。とりわけ大震災の被災者や福島原発事故の被爆者たちは辛酸をなめてきた。

最初の衝撃だったのは、原発周辺に住む人々をすばやく避難させない驚くべき政府の対応でした。まさかと思った。続いて、放射能影響予測(speediを使って)ができたはずなのに、それを隠して米軍には提供していたと知った時も、まさかと思った。そんな政府だとは…信じられなかった。

そんな酷い状況はあれからずっと繰り返し続いている。一つひとつ取り上げようとすれば、もう収拾がつかないほど有る。アベ政権になってから、より一層に状況は悪くなっている。何かできることはないかと6年間、私なりに真剣に考え奔走していたつもりだが、無力感しか残らなかったと言えます。




たとえば、震災の年の4月に、朝日新聞はメディアとしてやるべきだ考えたのだろう。「ニッポン前へ委員会」を立ち上げたので、私はすぐに論文作りを始めました。拙い文しか書けないので、受賞することは無いと分かっていた。が、何かに没頭しないと自分がダメになるって感じがしていたので応募した。

★ニッポン前へ委員会設立、提言論文を募集中 朝日4/23


http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104100164.html

当然に入賞などしていません。わたしは「
東日本復興計画案私案」として、「首都を福島に移し、日本復興再生のシンボルにしよう」というタイトルで応募しました。

福島を健やかな土地にするために、知恵を絞り、力を合わせて協力しあうこと、それ自体に意味と価値があると考えました。また、リスク分散をするためには、福島以外に2つか3つ準首都的機能のある街を造るべきだと言う提案でした。

首都機能移転論は1960年頃から現れて、たくさんの論争が起きました。が、あれからずっと大きな地震が続いているにも関わらず、首都移転計画は、無しのつぶてです。


 

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