西郷どんのエニアタイプ・その3

ウィキペディアにある記事(青字)を見ると、男性たちが語る西郷どんは、日常的で些細なエピソードが少ないように見えます。

当会ではタイプを絞る場合は、できるだけ日常的なことで些細な出来事、ちょっとした癖、その他、趣味などを書き出してもらいます。そのほうが正しいタイプに絞れると考えています。

政治的な立場とか、見解とか思想というようなものや、仕事の進め方等々ではタイプはあまり絞れないと見ています。ゆえに、ウィキにある西郷どんの日常的な様子を語っている3人を取り上げます。

西郷松子は「隆盛さんは親切で情け深くて、恐ろしい人だと思ったことはありません。叱られたこともありません。よく私たちにハラグレ(冗談)をいっておられました。大好物はカルカン饅頭で、幾つも食われました」

「家に居られる時はいつも本を読んで居られました。ひまな時には、よく横になって寝て居られることもありました。客がたとえ書生さんでも会いに来られると、ゴソッと起きて袴を着けて、会われました。礼儀はなかなかよい方でした」

福村ハツは「それはそれは優しい旦那様でした。猟は何よりもお好きでした。家の中ではあまり動きもなさらず、ただじっと落ち着いていられましたが、猟となると、まことに驚くほど敏捷になられました」

有馬藤太は「西郷先生は体が肥満しておられるので、よく膝を崩したり、横になったりせられたが…略…話しが藩主の事にわたると、すぐに起き直り座り直し、威儀を正して、非常に敬虎(うやまい慎むさま)の態度をもって…」


以上から見ると、西郷どんは自宅などでは横になることが多いみたいです。この記事を知って、西郷どんのエニアタイプはやはりタイプ9w8ではないかと思うのです。

それで通信受講生のレポート(青字)の中にあるタイプ9w8を探してみました。9w8はあまりレポートに出てこないタイプなのですが、受講生が書いてくれた文章の一部を載せています。

なお、このブログで取り上げることを知らせていません。というのも、PCが壊れたり、受講生のメールアドレスなどが消去されたのか分からなくて、お知らせすることができません。許可を得ないままに転載することをお許しください。

タイプ9w8の男子学生

身体がガッシリで精神が安定している・忘れっぽい・無自覚な行動が多い・いい加減・面倒臭がり・怠け者・のんびり・腰が重い・弟の世話をよくする・大胆・潔さがある・自立的・攻撃的・生意気・大物っぽい。いい格好をする

タイプ9w8の女教師

慎重も体重もあり、声は低く迫力がある。会議では堂々と言いたいことを言う・大上段に構えて、論理的で受け取りようによっては生意気とも感じる喋り方をする・思わず「親分」と呼びたくなるようで、いずれは間違いなく管理職になるのでは。

タイプ9w8の母親(主婦)

母は、自由にできる時間は何もせず、物思いにふけっているのか、ごろりと横になったり、寝ていることがよくあった。娘の帰宅が遅くても何も言わず、たいてい寝ていた。

さて、西郷どんの時代とは違い、現在ではタイプ9w8がしばしば横になっていたり、早くから寝るなどということは、家族でないと知り得ないものです。

ちなみに、私の実家の家族の中には、父・姉・兄の3人がともにタイプ9w8です。姉や兄が自宅で横になったところは見たことがありませんが、父は、休日には昼間から腕で頭を支えて横になっていました。

横になって、もう一つの腕でトントンと太もも辺りを軽くたたく。そうしているうちに寝てしまう。子どもの頃からずっと見ていた光景なのです。

姉と兄は父の前では横にならなかったので、礼儀はわきまえていたのでしょう。たぶん姉と兄も、暖かくなったら横になって、テレビを見ているのではないかと。

いや、最近は畳敷きではなくなったので、現在ではソファにもたれて昼寝しているかも…

ところで、西郷どんをタイプ9w8と判定してよいのでしょうか?  あなたはどう思われますか? これだけでタイプを絞れるとは思えませんが…。つづく