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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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たまたま、20~30年前に届いた「自分のタイプを知りたい」と届けられた文章を読み直してみました。30くらい読んだでしょうか。

そこから分かったのは、どうも多くの人たちが「自分のことが分かっていない」ようだということです。当時は書き手の書いてあることを、そのまま信じてしまっていたようです。

それでタイプ間違いをしていたことに気づきました。現在では、自分のタイプを知りたいという依頼を受けると、できる限りエピソードを書いてください、とお願いしています


かも、最近では、さらに「事実あったことをより詳しく書き出して」とお知らせしています。

長年の体験から、「事実を知る」ことが重要なのだと分かってきたのです。30年以上も経ったのですから、少しは賢くなれたような(? まだまだと言う声が…)

自分を知ることは人生のうちで最も重要なことの一つです。が、自分を客観的に把握するのは大変に難しいことと言えます。
なお、そんな依頼を受ける人はタイプ2w1であることが多いのですが、その2w1の人が、自分はタイプ4だと思い込んでいることが少なくありません。

逆に、タイプ4の人は、自分はタイプ4とは思いたくないみたいです。よくあるのはタイプ6と思い込んでいることです。

従って、多くの人たちが、自分の正しいタイプを受け入れることが難しいと考えられます。

尤も人口割合が多数派である2w1なので、とくにタイプ2に自己認識が足りないってことではありません。

実はどのタイプでも、自分のことは全然、わかっていないと考えられます。イヤイヤ本当のことです。

ただ、エニアグラムで他のタイプを知るようになると、自分との違いを知ることができます。

自分とはあきらかに違う人間と比較すれば、少しは自分のことを客観的に見られるようです。

直接にカウンセリングをする場合は、顔や仕草、言葉使いや醸し出す態度や雰囲気などがあります。

それで、タイプを絞れることがあります。しかし、当人の言っていることをつい受け入れてしまうことがあります。

自然体になれないで、どこか警戒して硬くなってしまう人がよくいます。その相手の緊張感に感染して、こちらも緊張して頭の巡りが悪くなってしまうのです。

とはいえ、それに関しての解決策はたったの一つです。とにかく、その人に関する情報を一杯に知ることです。

沢山、知れば知るほど、正しいタイプ判定ができると言えます。このようなことを分かるのに、こんなにも時間がかかる。

残念なことですが、それでも私は満足できます。少しづつでも賢くなれるならば、少しでもその知恵で他の人たちに役立てられるならば、生きる価値があるというものです。

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竜頭 万里子 (りゅうとう まりこ)
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