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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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原子力規制委員会は、川内(せんだい)原発についての安全対策は、新規制基準を満たしているので合格であり、再稼働できるとしました。

しかし、田中俊一委員長は記者会見で
、「基準の適合性を審査した。安全だということは申し上げない」と言う。

一体、なに言ってるんだ!!ですよね。 無責任もほどがある! 何のための規制基準なのかと誰でも驚愕するだろうと思います。職務怠慢というべきか、職務放棄ですよね。

昨年成立した「原子力規制委員会設置法」には、チャンと書いてあります。最初にある「目的」にあります。

原子力利用における事故の発生を常に想定し、その防止に最善かつ最大の努力をしなければならないという認識に立って、…中略…、もって国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的とする」


http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H24/H24HO047.html

委員としてやるべきことをやってほしい、が、それができないところらしい。こんな恐ろしい人たちが原発規制に関わっているのです。

ところで、川内原発に関するパブコメが募集中です。川内原発の問題点について、ここに掲載した3つの動画をみてもらえば、スッキリと頭に入ると思います。

パブコメキャンペーンもあり、事例なども載っているので参考になると思います。

極端な話、3行だけでもいいので、問題点だけを書いてパブコメに参加してみませんか。

★川内原発巨大噴火リスク 川内原発 核燃料緊急移送 手づかず
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014072590071110.html …

★川内原発再稼働やめろ!パブコメキャンペーン 事例などあり
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=4900

★川内原発のパブコメ文例集のPDFをアップ
http://goo.gl/9bEp0U 

 




★動画 泉田知事…新規基準は国際基準も満たしていない
http://inagist.com/all/492829753968062464/

☆泉田知事 上記インタビュー全文
http://digital.asahi.com/articles/ASG4376Y6G43PTIL02R.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASG4376Y6G43PTIL02R

★動画 原発の世界最高基準。驚きの現実・・・日本は遅れていた
報道ステーションの映像です


http://www.dailymotion.com/video/x225181_%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AE-%E4%B8%96%E7%95


%8C%E6%9C%80%E9%AB%98%E5%9F%BA%E6%BA%96-%E9%A9%9A%E3%81%8D%E3%81%AE%E7%8F%BE%


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5月28日  
泉田新潟県知事は、中越沖地震の体験、福島第一原発事故時の支援の経験に基づき、原子­力災害における住民保護について貴重な提案を行っている。

知事は、これまで田中規制委­員長に会談を要求するも、拒まれてきた。

荒井広幸は参考人として、泉田知事、田中委員長、廣瀬東電社長を招き、原発事故時の住­民保護のあり方、再稼働を求める国の責任について問いかけた。

いわゆる「吉田調書」によれば、原発事故時に東電の従業員が所長の指示に反して現場か­ら退避した可能性がある。

民間企業の契約で高放射線下の作業を強いることには限界があ­る。労働法制の見直しや、原発事故対応にあたる特別な組織が必要である。

新潟県の試算によれば、ベントによって周辺住民が甲状腺等価線量で260mSvの被ば­くをしうる。

震災時には道路も寸断され、速やかに住民避難が出来ないことも、中越沖地­震の経験から明らかである。

一基あたり100テラベクレルまでの放出を認める新基準は­、「世界一厳しい」どころか、以前よりも緩くなっているのではないか。

泉田知事の問題提起を参考に、国の考えを問う。

 

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大飯原発の再稼働差し止め判決の素晴らしさがよりクッキリと浮かび上がっています。

この判決の影響が大きい、と危機感を抱く人たちがいるみたいで、あちこちからおかしなことを言い出しているヤカラがいます。日本原子力学会です。

判決に対する反論を公表していますが、なんともはや、お粗末な文章で、これには驚きました。

たとえば、「津波対策、重大事故時対策、事故時対策を適切に行えば、再発防衛は可能であ」るなどと、どの口で言えるのかと思う。

朝日新聞がスクープした「吉田調書」を読めば、いろいろな機器が使えず、開くべき弁が開かないとか、バッテリーがダメでガソリンがないなど、ドタバタ続きの失態続きだってことがわかると思います。

福島第二でも綱渡り的に重大事故をさけることができただけのようです。

そうして、福島第一では9割の人間が死守しなければならない現場から逃げ出しています。吉田所長に確かめもしなかった。

これほどの危機に際してパニックにならない人間がどれほどいるというのでしょうか。

交通事故を考えてみると分かると思いますが、「適切な行動をとる」など、誰にとっても不可能で、毎日のように人間たちがやらかしているものです。

それなのに、「公衆の安全を最優先させつつ、…中略…
環境の保全と社会の発展に寄与する」などと、ぬけぬけとおっしゃる。

公衆の安全を最優先するのであれば、日本国内の全原発を二度と稼働させられないはずです。

「環境の保全」ですって、どれほど環境が破壊されたら、この人たちは原発をあきらめるのでしょうか!?

なお、原子力学会の役員の一人が奈良林直で、上記動画を張りつけました。


そして、新聞に掲載されたところでは、映画監督の井筒和幸さんが高く評価しており、皆さんにお知らせしたいと思いました。

★大飯原発再稼働差し止め判決について・日本原子力学会

http://www.aesj.or.jp/info/pressrelease/PR20140527.pdf

★朝日新聞のスクープ「吉田調書」
http://www.asahi.com/special/yoshida_report/?iref=comtop_pickup_05

★日本原子力学会の役員名簿
http://www.aesj.or.jp/introduction/H25yakuin.pdf

★映画監督 井筒和幸さんの記事
http://takumiuna.makusta.jp/e249776.html
 
 

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勝訴した大飯裁判 判決文がアップされています。名文です。
 

判決文http://www.news-pj.net/diary/1001

樋口英明裁判長は、「原発は電気を生み出す一手段にすぎず、人格権より劣位にある」と高らかに人格権を謳いあげています。

また、250キロ圏内に住む住民らは差し止めを求めることができると判断しています。名の通り、英明な裁判長だったんですね。

当然ですよね。私からすればまっとうなことを言っているだけです。ですが、現日本社会では画期的とも言える判決ではないかと思います。

久々に胸がスッキリとしました。でも、もはや彼は出世はできない‥、イヤ福井なんですから主流から外れていた人なのか…。

ところで、
「人格権」というものよく分かっていなかったので、ウィキペディアにあるものを読んでみました。

人格権 ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%A0%BC%E6%A8%A9


「人格権
とは、個人の人格的利益を保護するための権利のこと。憲法13条後段の幸福追求権から導かれる基本的人権の一つとも理解されている。侵害者の故意又は過失について立証できないことを理由として放置することが、社会正義に照らして許容できないレベルのものに対して認められるものであるため、通常の不法行為に基づく差止請求権と異なり、侵害者の故意又は過失について立証責任を要しない」

つまり、東電が津波による過失で、予想できるものではなく責任はないと主張した。

がしかし、地震による過失でも事故の真の原因が立証できなくとも、「許容できないレベル」のものなので、大飯原発の再稼働はできない、という判決が出されたのです。

判決文の最初にもあるように、「ひとたび深刻な事故が起これば多くの人の生命、身体やその生活基盤に重大な被害を及ぼす事業に関わる組織には、その被害の大きさ、程度に応じた安全性と高度の信頼性が求められて然るべきである」と。

でも、かの悪質な新聞社はあまりにも露骨なことを社説で述べています。

判決が、どれほどの規模の地震が起きるかは「仮説」であり、いくら大きな地震を想定しても、それを「超える地震が来ないという確たる根拠はない」と強調した点も、理解しがたい。非現実的な考え方に基づけば、安全対策も講じようがない」

★読売社説「『ゼロリスク』に囚とらわれた、あまりに不合理な判決である http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20140521-OYT1T50191.html


フクシマ以前であれば、読者を丸め込めることができた!

しかしもはや、「超える地震が来ないという確たる根拠はない」ので、それを「非現実的な考え方」だという読売の言うことに、耳を貸す国民は多くはないのだ。

3年前から多くの国民は予想を超える地震や津波、火山爆発などがやってくるかもしれないと想定するようになったのです。

かの池田信夫という評論家は、
「幼稚な判決」だと主張しており、津波による予備電源の浸水」が原因だと言う。あまりに酷いヒトなので取り上げる気がなかったんですが、一度くらいはと…。

なんと言われようと、今回の事故はそれを「超えるような津波は来ない」などと、立証する必要がないレベルのことです。

たかが、電気のために、多くの国民の命を危険に晒すべきではないのは、もはや議論する余地のない明々白々なことです。

そうか、人格権って、そういうものなのかと知ると、今回の判決文の素晴らしさに感動してしまいました。

それなのに、まだ抗っている、血迷っている人たちがいます。田中俊一原子力規制委員長その他です。

宮崎慶次という大阪大の名誉教授など、あちらの人たちは、学者や科学者などを総動員していますが、追い詰められて悪あがきをしているみたいで、ちょっとオモロイかなと…。

大飯原発についての幼稚な判決 池田信夫
http://blogos.com/outline/86868/

★田中俊一原子力規制委員長は司法判断を無視して、「審査を続ける」と言明しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140521-00000052-nnn-soci

★「素人の無見識な判決」 宮崎慶次大阪大の名誉教授
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140521/trl14052120140005-n1.htm


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どこかの組織に入って、何かの社会運動にたずさわるのは私の望むところではありません。

自己主張の強い人が多いせいもありますが、どうもジコチューな人も多いという感じがします。

むろん、社会運動において活躍する人たちに優れた人が多いも確かです。しかし、考え方の違いがすぐに露出するようです。

考え方の違いに終わればいいのですが、批難の応酬となり、はてはいがみあいとなり、組織が分裂するなどはしばしば見聞きしています。

人間関係ってホントわずらわしいです。それで、どの組織にも入らずに、非力でも一人でできる何かをしたいと思っている今日この頃です。

そのため、パソコンを使って机の前でできることならばなんでもしよう!とトライしているつもりです。でも、少し怠け癖があります。

ところで、川内原発の再稼働が画策されています。なんとか止められる方法はないかと思っているのですが。

先日、脱原発の老舗とも言える友人と会っている時に、川内原発の話をとりあげようとしたら、「せんだいのことでしょ」と言われた。「えっなに?」、「だからせんだいって言うのよ!」と、あきれられてしまいました。

パソコンで文字を追っているだけの生活ですから、自分流の呼び方を長年しているために、正しくは「せんだい」だと分かっていたのに、つい「かわうち」と言ってしまったようです。恥ずかしい思いをしました。

地名の呼び方はさまざまで難しいものですが、私と同じように間違った使い方を続けている人たちは少なくないと思います。

この川内原発に関して、火山学者でもあるかの早川由紀夫さんが語っています。

「過去に火砕流に襲われた立地にある原発(関連施設)は、泊、六ヶ所、伊方、玄海、川内の5つです。すでに指摘されている。これら5つと、他の原発は火山リスクにおいて雲泥の差がある」 

なかでも以下の文は多くの人たちに知ってほしいところです。読まれたら驚くだろうと思います。充分に驚かれたら、オンラインの署名にご協力をよろしくお願い致します。

★原発再稼働で注目されるいるカルデラ破局噴火の本当のリスク
「早川由紀夫の火山ブログ」に掲載されている

http://kipuka.blog70.fc2.com/blog-entry-654.html

鹿児島から・避難計画を考える緊急署名の会のよびかけ
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-11849476295.html



https://ja-jp.facebook.com/GreenpeaceJapan/photos/a.500309996668
280.124365.195088317190451/779744952058115/?type=1


オンライン署名できます。ご協力ください。2つあります。

★県民の生命を守る避難計画がない中での川内原発再稼働に反対する緊急署名



https://docs.google.com/forms/d/1pL2UgJrRNQFiki9CK_Sk0bR28nQfak
fN1uW703VNyaQ/viewform?fbzx=-2569414506264950700


★川内原発も玄海原発も、再稼働を認めないでください。

https://ssl.form-mailer.jp/fms/64fb2b6d297899



 


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「拝啓関西電力様」 という詩をご紹介します。 以下から転載しています。

東北弁、味がありますね。全ての電力会社に届けたい。多くの人たちに知ってほしい詩です。

http://nonukesiga.exblog.jp/17457061/



拝啓関西電力様



                  青田 恵子

エアコン止めで、耳の穴かっぽじって
よーぐ聞け。
福島には、「までい」っつう言葉があんだ。
までいっつうのは、ていねいで大事にする
大切にするっちゅう意昧があんだ。
そりゃあ、おらどこ東北のくらしは厳しかった。

米もあんまし穫んにぇがったし、
べこを飼い
おかいこ様を飼い
炭を焼き
自然のめぐみで、までいにまでいに今まで
暮らしてきた。
原発は いちどに何もかもを
奪っちまった。

原発さえなかったらと
壁さ チョークで遺書を残―して
べこ飼いは首を吊って死んだ。
一時帰宅者は、
水仙の花咲く自宅の庭で
自分さ火つけて死んだ。
放射能でひとりも死んでないだと……
この うそこきやろう 人殺し

原発は 田んぼも畑も海も
人の住む所も
ぜーんぶ(全部)かっぱらったんだ。
この 盗っ人 ドロボー
原発を止めれば
電気料金を二倍にするだと………
この 欲たかりの欲深ども

ヒットラーは毒ガスで人を殺した
原発は放射能で人を殺す
おめえらのやっていることは
ヒットラーと なんもかわんねぇ。
ヒットラーは自殺した

おめえらは誰ひとり
責任とって 詫びて死んだ者はない
んだけんちょもな、おめえらのような
人間につける薬がひとつだけあんだ。
福島には人が住まんにゃくなった家が
なんぼでもたんとある
そこをタダで貸してやっからよ
オッカアと子と孫つれて
住んでみだらよがっぺ

放射能をたっぷり浴びた牛は
そこらじゅう ウロウロいるし
セシウムで太った魚は
腹くっちくなるほど 太平洋さいる
いんのめぇには、梨もりんごも柿も取り放題だ。
ごんのさらえば
飯も炊けるし、風呂も沸く
マスクなんと うっつぁしくて かからしくて
するもんでねえ
そうして一年もしたら
少しは薬が効いてくっかもしんにぇな

ほしたら フクシマの子供らとおんなじく
鼻血が どどうっと出て
のどさ グリグリできっかもしんにぇな
ほうれ 言った通りだべよ
おめえらの言った 安全で安心な所だ。
さあ、急げ!
荷物まどめて、フクシマさ引っ越しだ
これが おめえらさつける
たったひとつの薬かもしんにぇな。


【註】相馬弁の解説
①んだげんちょも…だけれども
②腹くっちく…腹いっぱい
③いんのめえ…家の前
④ごんの…焚き物にする小枝や落ち葉
⑤うっつぁし…うっとうしい
⑥かからし…わずらわしい

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漫画「美味しんぼ」騒動について、DAYS JAPANから知性的な反論・・・広瀬隆

★チェルノブイリでは、避難民の5人に一人が鼻血を訴えた。2万5564人のアンケート調査で判明http://daysjapanblog.seesaa.net/
広河隆一さんのブログ「DAYSから視る日々」に載っているもの。

★広河隆一さんの『暴走する原発』(小学館2011.5.25刊)P.187197に「チェルノブイリ避難民追跡調査」の一覧があります。http://www.shogakukan.co.jp/pr/genpatsu/
試し読みができます。

「美味しんぼ」の鼻血問題:敵を見誤ってはいけない
http://www.huffingtonpost.jp/atsushi-funahashi/oishimbo_b_5313031.html

★「美味しんぼ」に閣僚から批判相次ぐ 一方で情報隠しへの懸念
http://www.huffingtonpost.jp/2014/05/13/oishinbo-minis
ter-critisized_n_5314330.html?utm_hp_ref=tw


★元双葉町長、血つき「鼻血写真」を公開 
Facebookにはなぜか応援コメント続々:J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2014/05/12204481.html

★双葉町等を対象にした疫学的調査の中間報告で鼻血等か有意に増加
http://togetter.com/li/667009

★「水俣学の視点からみた福島原発事故と津波による環境汚染」
中地重地
http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/8738/1/661nakachi.pdf

以下、ツィード2件を転載させてもらいました。

☆鼻血より広めたいシーン。責任をとらないどころか税金と電気料金で黒字。そして誰も責任を取ってない。更に海原雄山が言う
https://twitter.com/kouzie01/status/465677166139555840/photo/1


1970年代、私の先輩医師が水俣市内の学童の健康被害を調査をした際、地元住民だけでなく、行政や医師なども「差別になる」と批判。環境被害についての正当な懸念、調査・研究を、当の責任者までが、住民を巻き込み、「風評被害」や差別にかこつけて「阻止」しようとするのは、昔からのこと。


 

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【署名募集中(第3次集約:2014531日まで)】
オンライン署名 
https://ssl.form-mailer.jp/fms/64fb2b6d297899

福島原発事故はいまだ収束せず、危険な状態です! 川内原発も玄海原発も、再稼働を認めないでください。

みなさま、原子力資料情報室の松久保と申します。

現在、九州の原発の再稼働を認めないよう九州各県知事に訴えるための署名「福島原発事故はいまだ収束せず、危険な状態です!  

川内原発も玄海原発も、再稼働を認めないでください。」を募集中です。


鹿児島県知事 伊藤祐一郎 様
佐賀県知事 古川 康 様
福岡県知事 小川 洋 様
長崎県知事 中村 法道 様
大分県知事 広瀬 勝貞 様
熊本県知事 蒲島 郁夫 様
宮崎県知事 河野 俊嗣 様

福島第一原発事故は、事故発生から26カ月が経過してもいまだ収束せず、危険な状態が続いています。
事故直後から続いていた高濃度汚染水の漏出問題は、ようやく「重大な異常事態」と認識されました。しかし、それを止める手立ては見つかりません。

被災地では、いまなお、放射能汚染と被ばくの脅威にさらされており、把握されているだけでも約15万人の人々がふるさとを追われ、家族や地域が分断されたまま、厳しい避難生活を強いられています。

原子力規制委員会は新たな規制基準を策定しました。しかし、それは原発の安全を保障するものではありません。そもそも事故原因が不明のままです。

国会事故調査委員会は昨年7月、「安全上重要な機器の地震による損傷はないとは確定的には言えない」との結論を国会に報告しています。

これは、津波に襲われる前に1号機の非常用復水器が地震によって壊れた可能性を指摘したものですが、いまだその調査は行われていません。

今年2月、政府の地震調査研究推進本部は川内原発周辺の活断層評価を大きく見直しました。

それによると活断層の長さは九電評価の2倍以上、エネルギー規模では約10倍にもなるM7.5という大地震の可能性が指摘されています。

玄海原発も川内原発も加圧水型であるため、肉厚1.3mmしかない蒸気発生器細管の破断から大事故に至る弱点を持っています。

さらに、一基の原発に使われる配管は総延長で約120㎞、総数で約5万本にも達します。その配管が1か所でも壊れれば大事故に至る可能性があります。

日本の西に在る九州の原発で大事故が起これば偏西風のため(
)九州だけでなく日本全体に放射能を降らせることになります。

原発の再稼働は新たな巨大リスクと処理しようのない新たな放射能を生みだし、将来世代に負の遺産を押しつけることに他なりません。(
)玄海原発付近の地上観測データでは北東の風が最多


署名取扱団体:特定非営利活動法人 原子力資料情報室
162-0065 東京都新宿区住吉町8-5 曙橋コーポ2B
 

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