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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 「あんたのほうが、家を出たら!」と、中学3年生の娘さんが、母親に向かって大声を張り上げました。この母親のほうから事の顛末を聞いていますが、些細なことから母と娘の口ゲンカになったようです。売り言葉に買い言葉で、母親が「なんてこと言うの!出て行きなさい!」 それで「あんたのほうが‥‥」となったみたいです。

 母親はタイプ9w8、娘を2w1と判定しています。なお、この母親は、中学生の娘からそんなことを言われるなど予想しなかったので、ピックリしたというお話です。親に対して、出ていけ!とは、聞いたときは唖然としました。しかし、2w1の娘さんでも、なかなかここまで言えるのは珍しいのかもしれません。

 かなり以前のことですが、ある母と娘が議論している折に、娘さんが、「私を誰だと思っているの?」と、母親に向かって言ったという。「あんたは私のお腹に宿り、私が産んだ子だよ、何言ってるの?」 この母親は大笑いしたと言います。

 娘さんは2w1で、母親は4w5です。娘さんが3人いますが、「命がけで子育てした」と、この母親が言っております。何事にも真剣になりやすく、命がけになりやすい気質の人ですから、その言い方はわからぬものではありません。


 とはいえ、タイプ2は自分をオオモノだと思っているらしいと、いろいろなところで書いていますが、この2人の娘さんのセリフは、まさに「オオモノ意識」がクッキリと出ているのではないでしょうか。

 そして、この仕事をしていると、子育ての悩みを聞かされることが多いのですが、「親はあっても子は育つ」のではないかとよく思います。これは、著者はどなたか忘れしまったのですが本の中に載っていた言葉ですが、「親はなくとも子は育つ」という言い方よりも、適切ではないかと思っています。

 きつい気質に生まれついたら、親がいてもいなくとも、きつい気質です。神経質な気質に生まれたら、穏やかでやさしい親であっても、そうでなくとも、ずっと神経質な気質です。そして、きつい気質であることで困ったことが巻き起こるように、神経質な気質ゆえに巻き起こしてしまう出来事があると言えるでしょう。それだけの違いです。

 ただ、「
オオモノ意識のある人」が、自分にそんな傾向があると気づいていない場合と、気づいている場合との「違い」というものはあるように思うのですが‥。

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