そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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「息子が、電話で彼女と話しているところを聞いてしまったが、なんか偉そうな口ぶりというか、かったるい口のききかたをしている。男友だちと話しているとウキウキしているのに、あれじゃ結婚できないわよねえ‥」 と友人は言う。30代後半の息子の行く末を心配しているのです

 友人はエニアグラムに興味が無いので語り合ったことがありませんが、息子さんのことはずっと以前から知っており、タイプ2w1と判定しています。その話を聞いて、エニアグラム性格学の理論通りなので、「やはりな‥」と思うだけなのですが‥。

 受講生の娘さんも1歳半でタイプ1ですが、明らかに男性のほうばかり意識していると報告されています。あるタイプ6の19歳の娘さんは、「女友だちができず、すぐにつきあう男だけは見つけてくる」と話してくれた母親もいます。そういうことを取り上げたら紙面が幾つあっても足りません。

 ところが、上記の男性に、「男性のほうばかり意識しているね」と告げることができたとしても、本人が、「別に、その男性とは気が合うからだよっ!」とかわされる可能性があります。

 1歳半くらいの子どもでも、「男女どちらかに向いているか、どちらにも向いていない」という3つの傾向はクッキリと出ます。そんな年齢なので親の養育のせいでそうなるものではないとわかるのですが。

 (ちなみに、エニアグラム性格学理論では、「性格(気質)
=本能的」ですから、強く意識する対象がうまれながら定まっているのですが‥。以下に掲載していますから、お読み願えたならばと思います)

 http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm  
 

 しかし、ここでも、難関が待っています。1歳半くらいの子は、たまたま祖父から可愛がられたから、それで男性が好きになったのだろう、と取られることです。また、ここ数年のことだけでなく、何十年もそんな傾向があると認められない限り、その理論は受け入れられない、と考えられてしまうことです。

 いろいろなところから批判しようと思えば幾らでもでもできるもの、それが「性格心理学」です。現在のところ、心理学というものは、科学的に立証できるようなものではないので、それは必然的なことなのです。が、いずれ、人の心理や気質もなぜそうなるのか科学的に立証されるときが来るのではないでしょうか。

 さて、私のほうでは、かの男性をタイプ2と判定した後で、友人から上記のことを聞きました。そこでやっぱり「男性に向く」のだとなど確認しただけのことなのです。さらに、羞恥心のない言動があったと後から聞いています。上司とやりあって職場を辞めたということも、その後に知ったことで、攻撃的な気質だと証明できるのですが‥。

 つまり、判定してから、いろいろな行状を聞いて、より一層、そのタイプだと明らかになるだけのことなんです。それはいつもそうなんです。タイプを正しく判定できていれば、確実に各タイプはいつも理論通りの行動パターンをしていると確認できるに過ぎません

 しかしながら、それらのことに耳を貸してくれることなど、あまり期待できないのが現状です。いろいろな難関が立ちふさがっています。それでも、エニアグラム性格学理論は、ただ事実としてあることをうまく理論化しただけで、「事実そのもの」なんですから。

 大げさではないと思うのですが、「それでも地球はまわっている」と言ったコペルニクスのような気分によくなります。 

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