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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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羞恥心の強さというものは、家庭環境とか教育、躾、あるいは体験などから形作られるものなのでしょうか。私にはそのように観えません。

ただし、部分的なところ、こだわっている部分では、それはあるかもしれませんが、基本というか大筋のところは生得的なもの、つまり遺伝的に継承されたものだと考えたほうが現実に符号します。

生まれたときから、羞恥心が無いのではと思う幼児がいます。わがまま一杯な振る舞い方をしているのは、タイプ2によくみられるものです。むろん、善い子もいっぱいいるタイプです。

一方、生まれたときからの恥ずかしがり屋は、ずっと変わらず恥ずかしがっています。それは防御タイプ(優等生気質の714)に顕著に観られる傾向です。

さて、前編の8ページ(15段目)谷川さんは枡野さんに尋ねています。

「枡野さんくらい私生活と公的な作品がもつれあっているのは珍しいと思う。恥ずかしい感覚はないの?」


枡野さん答える。「そこは欠けているかもしれません」 

羞恥心の強さは、攻撃タイプ(825)と防御タイプ(714)では落差が激しいので、タイプを見分けやすいと言えます。
見分ける時の重要ポイントと言えます。

なぜなら、それほどくっきりとタイプ分けできます。従って、本能的なものであり、つまりは遺伝的なものと考えられるのです。教育や体験等で変わる可能性が低いもので、ごまかしが効きません。

続いて、枡野さんは「男性性が強い人だと恥ずかしいのかなあ?」 

谷川さん、「そうじゃないよ。普通の人間は恥ずかしいんですよ(笑い) だんだん枡野さんがふつうじゃないことがわかってきたぞ!」

エニア講座では、「9つの普通がある」と応えることがあります。そして、だいたいは、人は自分を普通だと思いやすいようです。

でも、他の人には普通に見えない…、というよりは、他のタイプからは普通に見えないことが多いと考えられます。

ちなみに、調和タイプは両グループの中間くらいに位置しますから、落差はそれほどないので見分けることができにくいと思います。

そして、枡野さんは谷川さんのことを、「男性性が強い」と思っているようです。谷川さんは顔つきが少し怖そうに見えますし、それにスポーツマンという印象があれば、男性性が強いと思われるかもしれません。

タイプ2w1は「お母さん気質+長女気質」ですから、女性性が強い傾向があります。しかし、タイプ2w1のスポーツマンは数え切れず、顔つきがいかつい人ならば、男性だけでなく女性にもいます。

人は他人のことをいろいろと論じますが、表面的にしか見ていないことが多く、的確に見ていることは稀で、的外れなことのほうが多い、と考えたほうがよいのではないでしょうか。(続く)

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