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なかにし礼さんの著書『兄弟』の巻末に、石原慎太郎との対談が載っています。
こちらは『弟』という著書を出版していますから、お二人で兄弟に関しての話題に花が咲いています。
以下、少しだけ転載しています。
なかにし:石原兄弟は羨ましいような兄弟ですよね。神に愛されたような兄弟で。うちの兄貴がひどすぎて比較にならないけど…中略…僕がどれほど傷つけられたか。尻拭いは全部弟の僕にさせるし、ひどいと言うか、甘ったれな兄貴でしたから。
石原:うちの弟は、世に出る前は、わざとやっていると思えるくらい放蕩しててね。家の経済は逼迫しているのにナイトクラブをうろついている。僕なんかハラハラして…、
石原慎太郎著の『弟』も読んでおり、こちらの兄弟はふたりともタイプ2w1と判定しています。なかにし礼さんの兄弟と同じです。
なお、以前、石原慎太郎をタイプ7w8と判定していましたが、現在は2w1と訂正しております。
改めて、このタイプと判定し直した根拠を示さねばなりません。が、まだ書きまとめる気持ちになれません。
かなり嫌悪しているので、この感情をコントロールできるようにならねば客観的に書けないと思うので、もう少し待って頂けますか?
タイプ誤認していた有名人は、できるだけ間違った理由や根拠なども詳しく入れて、逐次公表しています。次の参院選の結果によっては早くトライできるかもしれませんが…。
さて、ウイングについてですが、なかにし礼さんは2w1で1のウイングは重そうです。上記にもあるように、ヨイショしています。
1のウイングの重い人たちの中には、社会的に成功した人たち、地位のある人たちを持ち上げるというか、ヘイコラするというか、すり寄って、やたら褒める人たちがいます。
なかにし礼さんのように、真面目で神経質というタイプ1の気質をたくさん持っていると、同じタイプ2であっても、破天荒な人物のことは理解不能になります。
一方、ウイング1が軽い人たちはいい加減でルーズ、大雑把になりやすく、大胆にもなれるほうです。
長所は柔軟で懐が深く、人に寛容になりやすいほうです。
ウイング1が重くなるほど真面目で神経質で律儀で、決まりにうるさくなり、人を見る目が厳しくなりがちです。
そうであれば、アバウトでルーズで、決まりも破りやすいウイング1の軽い人たちのことは理解できず、反感を持つだろうと想像できると思います。
しかし、なかにし礼さんは、迷惑をかけられているのに、兄との関係を早い段階で切っていないようです。
それは、「男好き」という傾向もあるが、ウイング1が強いので男性を怖がるという傾向もあるからなのかと。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
あるいは、善い人間に思われたい願望が強いせいなのかとも考えられます。
仮に、なかにし礼さんが2w2であれば、自分もいい加減で大胆で、大勝負に賭けるかもしれず、兄に翻弄されることはなかっただろうと想像しています。
同じ2w2であれば、弟が自分の尻拭いを拒否しても、それを恨むような人ではなく、なんとかそれなりにやれたのではと考えられます。
兄の借金を押し付けられそうになれば、すたこら逃げ出すだけになるかもしれません。
また、兄は本当に「甘ったれ」なのでしょうか? それよりも、弟のほうが「御人好し」だったと言えなくもないと思うのです。
このお兄さんが生きていたら、聞き出したいところです。片方の言い分だけを聴き入れては、真相はわかりません。
人は、たいてい色メガネをかけて相手を見ています。相手も同じです。相手が、自分が思うように思っているのではない、ということを気づかずにいる人は少なくありません。
なお、石原兄弟も、著書の『弟』を読む限りでは、兄のほうが神経質で危険なことに手出しをしないほうで優等生的なところがあります。
今ではそういうところは見当たりませんが…。社会的に成功したり、地位があがり、年齢もあがると、優等生的な傾向は無くなるのがタイプ2w1のほうです。1w2のほうはなかなか変化しにくいところです。
弟の祐次郎は、鷹揚で太っ腹のようで、慕っている子分のような人がたくさんいます。
何事も柔軟に自然にこなしていくようで、兄をしばしば驚かせています。
ですから、石原兄弟は、兄のほうがウイング1が重く、弟のほうはウイング1が軽いほうに該当すると考えられます。
祐次郎さんのウイングについては、もう少し情報が無いと確定できませんが、ウイング1は重いほうには見えません。
ウイング理論http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory4.htm
兄弟が二人ともタイプ2w1というケースはよくあります。家族全員2w1とか、5人の兄弟姉妹が全員2w1というケースもあります。
この場合、兄弟というものは互いに違いを見つけようとします。そうなると、エニアタイプは違うタイプだろうなどと想像するようです。
しかし、これまで見てきたように、同じウイングでも、ウイングの重い軽いによって、言動の違いはかなりなものがあります。違うタイプにしか見えません。
従って、タイプ間違いをしないようにするためには、共通点と相違点のどちらも見ることが必要だとわかるはずです。
以下は、受講生たちが書きまとめた文章です。「仲間たちのつぶやき」シリーズです。
「タイプ2w1の兄と弟」
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-101~/15-126.htm
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