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最近あったことなのですが、フロリダで黒人少年射殺事件の犯人(ジマーマン)が無罪となりました。
判決(7月15日)を受けて、オバマ大統領は「わが国は法治国家であり、陪審が評決を下したのだ」と述べました。
少年の名はトレイボン・マーティン。高校生です。
何の落ち度もない少年がいきなり射殺されてしまったのです。
しかも、無罪になったのです。これのどこが法治国家なのでしょうか!
フロリダ黒人少年射殺事件、自警団員に無罪評決
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2955700/11037593
なお、無罪になったのは、「正当防衛法」という悪法あるからのようです。
「トラブル回避の努力をしたとか、危険が迫ったことの客観的な証拠があるといった「認定要件」なしで撃ってしまっても大丈夫で、起訴どころか逮捕もされないという南部を中心とした地域独特の法律がある」
南部の30州以上が採用しています。以下に説明あり。
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2012/03/post-417.php
★無罪評決に全米反発 根強い人種差別 浮き彫り
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-22/2013072204_01_1.html
ホルダー司法長官は16日、「この法律は自衛の概念を不合理に広げ、暴力的な状況を激化させる」と非難。米国のミュージシャン、スティービー・ワンダー氏は「正当防衛法がある州では公演しない」と宣言しました。
多くの人たちが武器を護身用に保持していたら、「いつか誰かが理由もなく襲撃してくるかもしれない」と、疑心案義になりやすくなると考えられます。
犯人(ジマーマン)は、自警団に入っていたのです。どれくらい自警団があるのか知りませんが、こんな国なのですから、相当な数の自警団があるような感じです。
そして、米国民は、一つ二つではなく、かなりの銃や弾丸を持っているようです。こんな事件が頻繁に起きているのですから、さらに銃を購入するでしょう。
そうなれば、さらに周りにいる者は自分を狙っている、という被害妄想に陥りやすくなっているだろうと予想されます。負の連鎖です。
ジマーマンも被害妄想にかかっていた可能性があります。
こんな悪法であれば、「銃で先に撃ったほうが勝ち」ってことになります。銃社会の行きつく先です。
もうこの国はメチャメチャです。米国が「ファシズム国家」になってしまったと思うところです。
日本も、明治以降ずっとメチャメチャな国だったのではないかと、最近になって気づいたところなのですが…えっ、それ以前からと言われるのですか?
う~ん…歴史を学び直す必要がありますね。
★少年(マーティン)の後をつけて射殺した男性に無罪の評決…
http://abcnews.go.com/US/trayvon-martin-case-exclusive-surveillance-video-george-zimmerman/story?id=16022897#.T3SdGcyRc7A
★フロリダ黒人少年射殺事件がアメリカを揺らしている。
http://ameblo.jp/tanden-inc/entry-11576575048.html
★ジマーマンは「殺人の処罰を免れた」と陪審員が語る フロリダ州法と検察へ疑念が強まるhttp://democracynow.jp/
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