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幼児や小学生くらいの年頃ならば、病院やお医者さんは怖いものです。子どもが泣き喚いて大騒ぎになって診察室にたどり着けないで困っている母親がいます。
ところが、医者の前ではとてもお利巧になる、そんな子どももよく見かけます。たとえば、タイプ6の子は家の外では良い子になりますから、お医者さんの前では良い子に磨きがかかります。
けなげというか素直な態度になるのです。あるタイプ6w5の男子(小3)は、足裏にたくさんのイボができて皮膚科に行きました。治療は液体窒素を用いた冷凍凝固療法で、患部に当てられると激痛が起きます。
「痛いけど我慢してね」と医師が告げると、「うん」と、不安そうですがケナゲで素直な態度です。実際、「うっ」と顔をしかめただけで、いっぺんに10ヶ所以上も液体窒素を当てられました。医師から「よくがんばったね」と褒められたと言います。
ところが、あるタイプ2w1の男子(小5)は同じ治療を受けましたが、最初のうちは「やめて、痛いよ」と言っていましたが、そのうち、「やめろ! チクショウ!」と騒ぎ、泣いて怒りだしたと言います。このタイプはよく「泣いて怒る」のです。
タイプ6は「次女気質」で、タイプ2は「おかあさん気質」です。二つのタイプを比べたら、「泣く」のはタイプ6だと大方の人たちは予想します。しかし、実際には、タイプ2のほうがずっと奔放で自分の感じたままを表現してしまうのです。
と、こんなことを書くと、「僕も同じ治療を受けたが泣かなかったぞ!」などとタイプ2の人から言われてしまうことがあります。むろんの事、泣かない子もいますよ!
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