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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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ウィキペディアにある以下の情報(青字)を元に、宮沢賢治のエニアタイプを探す試みをしています。
★宮沢賢治 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E6%B2%A2%E8%B3%A2%E6%B2%BB

中学校を卒業、肥厚性鼻炎を患い入院。この時、看護婦に恋心を抱くが片想いに終わる。

恋心を抱けば告白する可能性が高いのがタイプ2です。女性という存在には緊張しにくく、軽んじる傾向さえありますから、告白しやすいと考えられます。その他はタイプ1とタイプ6です。「男性を強く意識するタイプ(261)」によくある傾向です。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm

この3つのタイプの中で人との関係で積極的になりやすいのはタイプ2ですから。何も言えないとしたら、全てのタイプにあり得るものですから、ここでもタイプは絞れません。

その生気の無い様子を憂慮した両親が上級学校への進学を許可する。

父親は進学に反対していたのに、息子の精気のない様子を見て、進学を許可しています。「精気のなさ」がよほどのことだったのでしょう。年少型から探しますが、なかでもタイプ4の可能性が高いところです。

タイプ4は末っ子気質といい、子どもみたいに溌剌として活気に溢れる時と、精気が全くなく死にそうというか消えそうに見える時などアップダウンが激しい気質です。

その反対なのが祖父祖母タイプで、年寄りタイプ(5.9)はいつも淡々としており感情的に見えません。

なお、あまりの落ち込みようを見て、譲歩してしまうとしたら、タイプ4の情報にはよく出てくるものです。しかし、他のタイプにもあり得ることですから、ここではタイプを絞りません。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory7.htm

ただし、タイプ2だとしたら、ファザコンタイプですから父親に過剰反応しますから、父親が進学を許さなかったのであれば父に反抗的になり、ふてくされたりなどします。「精気がない」という様子はあまり考えられません。

攻撃タイプ(825)の可能性は低いところです。調和タイプ(369)では、タイプ3とタイプ6の可能性があります。

同時期に、『漢和対照妙法蓮華経』を読み、体が震えるほどの感銘を受ける。

経典を読んで、体が震えるほどの感銘を受けるとは、読解力の優れた方と考えられます。また、感情的になりやすい、イメージ力も高いと考えられ、感情タイプ(234)から探してもよいかもしれませんが、このような類では判断できにくいものです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory2.htm


1920年、研究生を卒業。関教授からの助教授推薦の話を辞退。自宅で店番をしながら、信仰や職業をめぐって父と口論する日々が続く。24歳頃

賢さんは1896年生まれですから、23歳になっています。自立しなくてはならない時期で、助教授になれるかもしれないのに辞退しています。父親はイライラしていたのではないかと思います。

このような時期は親子が最もぶつかりやすいと考えられるので、反抗的な息子だと考えることはできません。誰にでもあり得ます。ただ、助教授になりたがるのが一般的だとしたら、一般的な道を選ぶ人ではなかったようです。タイプも絞れませんが、調和タイプ(369)の可能性は低いように見られます。

保阪嘉内には国柱会の入信を手紙で強く勧めたが決裂。

信仰している宗教を親しい友人に強く勧めるとは、タイプ2w1から探すようなところです。

人間関係では最も積極的になりやすいのが、お母さん気質のタイプ2w1で、末っ子気質のタイプ4は消極的になりやすい傾向があります。

タイプ2にとって世界は肯定的なところで、協力し合える、他人を助けたがる、善い人間に思われたいという気質です。一方、タイプ4にとっては世界は肯定的でもなく否定的なところでもなく、どちらとも言えないところです。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm

タイプ4は、人は協力しあえるのか、助けてよいのか、自分は何者なのかと、あれこれ迷うことが多い気質です。であれば、友人に入信を強く勧めるなどあまり考えられないものです。ただし、そこが宗教の怖さというか、狂信的になることは誰にもあり得ることです。

尤も、タイプ5やタイプ8が狂信的になるなど考えられません。タイプ5は誰も信じないでロジックに生きる人で、タイプ8は自身が神だというような傲慢不遜な気質ですから。

調和タイプ(369)も友人に入信を勧めることはあると思いますが、友情が決裂するほど熱心になるとはあまり考えられません。こちらタイプ1とタイプ7にもその傾向はあります。

なお、手の内を明かすならば、以前、私自身は賢さんをタイプ4w5ではないかと思っており、現在もこのタイプの可能性は高いと思っています。

しかし、このように、数々あるエピソードからは、タイプ2w1だと考えられるようなものがしばしば出てきます。かなりの量を調べたのに、どのタイプなのか判断できませんでした。

そのために、こうして公開しながら、少しずつ明らかにしていこうと考えました。無謀な試みかもしれません。でも、そうでもしないと私の心の収まりどころが悪くて…、どうぞご理解ください。(続く)

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