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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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  「発禁本」になりやすい分野に、「オカルト」があります。オカルトとは、超常現象・黒魔術・UFO・超能力・心霊現象というものだと、一般的に思われています。
 

 しかし、
Wikipediaに拠れば、オカルト(occult)とは元来は「隠されたもの」という意味のラテン語に由来する表現であり、目で見たり、触れて感じたりすることのできないこととあります。
 また、隠れていた知識の探求と、それによって得られた知識体系は、「オカルティズム」と呼ばれていると紹介されています。

 この説明だけを取り上げたら、エニアグラムも「オカルト」に入ってしまうのではないでしょうか。人の性格など、目でみたり、触れて感じたりできるものではありませんから。また、1970年代までは隠れて見えていなかった「性格類型論」です。

 
当会の「エニアグラム性格学」も知識の探求とそれによって得られた知識体系だと考えるなら、「オカルティズム」なるでしょう。しかし、既に公表しているので「隠されたもの」に該当しないとも言えます。

 ただ、エニアグラムそのものは、社会一般に正当に認知されていないのですから、まだまだ「隠されたもの」と言えるかもしれません。

 
 なお、私自身は「エニアグラム性格学理論」が、近い将来、科学的に証明されて、社会的にも認知されるだろうと確信しています。ですから、非科学的なイメージのある「オカルト」とは一線を画しているものだと考えています。

 ところで、
急に思い出したことなんですが、中学生の頃に同級生から誘われて「コックリさん」を級友宅でやったことがあります。ここを読む皆さんのなかに、やったことのある人いるでしょうか? 

 西洋でも似たものが流行ったことあるみたいですよ。コックリさんもオカルトに入れられるみたいですが、大人たちに隠れてやってみたんですが、何も起きませんでした。ただ、妙にドキドキとしたという印象だけは残っています。

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