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前回、取り上げたものの中に何か疑問を抱いた方がいるのではないでしょうか。
「超恥ずかしがり屋の人が何故、舞台の上では歌ったり踊ったり、うまく話したりできるのか」ということ。しかも大胆で堂々として見えたりもします。マイケル・ジャクソンもそんなふうに見えます。
これは身近でもよく見かけるものです。あるタイプ1は、普段は控えめでちょっとしたことでも恥ずかしがっています。ところが、大きな集会で司会担当となると、とたんに堂々とうまくやり遂げてしまうのです。
あるタイプ4も職場で「プレゼンができない」と言って死ぬほど怖がっていたのに、実際には、そんなことは微塵も感じさせないくらいに立派でした。タイプ7にもむろんよくあることです。
優等生気質(7・1・4)の人たちは、優等生ぶりを発揮できる晴れの舞台であれば、開き直れるのか、かえって堂々と演じられることがあります。むろん、最後まで怖がり、ついにはドタキャンをする人もいます。当然のことながら同じタイプでも、人それぞれに違いがあります。
さて、次は、逸話の中にあるものとして。
マイケル曰く、『ぼくはお金に固執はしない。たとえば、その辺の子どもが、ダイヤを見て「これきれい」と言ったら、「いいよ、持って行きな」と言っちゃうだろうし』。また、マイケルが子どもの時、彼が泣きながら帰ってきたので、父親が聞いてみたところ、マイケルは自分のお小遣いを全部つかって、まわりの子どもたちに色々なものを買ってあげたそうである。(青字はWikipediaより)
講座などでタイプ4の金銭感覚について、冗談めかして説明することがあります。「タイプ4にとってお金は天から降って来るものらしい!」と。
一般的に言えることとして「少年少女はお金の心配をあまりしない」ものです。ですから末っ子気質のタイプ4も、金銭感覚がどこかおかしいと言うべきか、あまりお金の心配をしない傾向はあります。
むろん、貧しい経済状況にいるタイプ4や、周囲に支えてくれる人がいない場合は、しっかりと金銭管理ができています。タイプ4といってもいろいろに違いがあります。
なお、マイケルは泣きながら帰宅したようですが何があったのでしょうか? 書かれていないのでわかりません。ただ、自分のお小遣いで、まわりの子どもたちに喜んで買ってあげたようには見えません。
仮に、断れなくてそうなってしまったとしたら、タイプ4にしてよくあることです。人々から求められると拒絶できにくい気質ですから。その他ならば、2・6・7・9などにも少しはある傾向ですが、タイプ4ほどではありません。
周りの人々から受け入れられたいが、人々が怖くもなります。また、かわいがられたいとか必要とされたい思いも強いが、正対せずに避けたり隠れたり逃れたり‥、相反する精神作用が起きやすい気質です。
当会では、それらについて、「タイプ4は人間一般コンプレックス(複雑な心理)に陥りやすい傾向があるタイプ」と説明しています。これに関する理論は以下のアドレスにあります。面倒でなかったらお読みください。
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory5.htm
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