そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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昨日は、年若き?40歳の友人の結婚式に出席しました。式は16時から始まって披露宴の終了は20時15分。なんと4時間以上です。約30年ぶりの体験ですが、結婚式の様変わりに少し驚きました。



人前結婚ゆえか簡素な式でしたが、披露宴になると、ジャズかロックらしき大音量のBGMが流れているなか、司会者のマイク越しの甲高い声や、派手な演出が次々と繰り出されました。二人のプロフィールを紹介するビデオ上映が最初にありましたが、途中にもあり、ラストにもあり、その他もあり、プログラムの多さが目立ちます。

新郎新婦たちも雛壇に静かに座ってはいられず、家族のことや思い出などを話し、クイズを出したり、各テーブルごとに写真撮影をしたり、メッセージや菓子など各席一人ひとりに手渡したりと大忙しです。

参列者もスピーチだけでなく、合唱があり、バイオリン演奏などありで、予定時刻を1時間10分も延長したようです。その合間ごとに参列者たちの写真撮影があって、スマホなどを手にしてパチパチと立ちあがって撮り出す始末。うっとおしいほどです。スナップ写真など3枚くらいあればいいのでは…。そして、隣席の人たちと語り合おうとしても、BGMでかき消されて、うまく聞き取れません。

聴くところ、どうも、これは最近の結婚式の標準的なやり方みたいですが、地味で質素で静かな時間を好む私にとっては、かなり疲れる式です。また、「正装」で参加してほしいと言われたことにも違和を感じてしまいました。それでも通常の「式服」でパールにて少しは華やかに装いましたが、正装が必要だとは思えない結婚式だったような気がします。ちなみに、パールはイミテーション。超安価で二度と使うことはないもの。

さらに、「ご祝儀」に要るお金は2万~5万、親族などは10万くらいまでらしく、貧しい暮らしをしている人たちは、招待されてもそれに応えられるような額ではありません。経済状態は皆同じではないのに、なぜ、そういう人の身になって考えないのかと不思議に思うところです。質素にすることが、失礼なことになっているようで、それが理解できませんが、あなたはどう思われますか?

で、もうこうなったら、ハロウィーンのように各自が勝手に面白い仮装にして、踊りまくるという披露宴にしてもよいのではと思うのです。そうでなかったら、家族と友人10人か15人くらいのごく内輪で費用をかけない落ち着いた静かな結婚式にしたほうが断然よいのではないでしょうか。

なお、自分ごときものが、大勢の人たちから時間とエネルギーを捧げてもらう、あるいは煩わせてしまうことに、「申し訳ない」という気持ちがつい出てしまうのですが、それに共感してくれる人たちとめったに出会えません。「なんだか女優になったみたい」とうれしそうに語っていた女性がいますが、そんな立場に立つことが「恥ずかしい」と思う人間もいることを知ってほしいところです。

また、親たちも老後を控えていており、生活保障は年々下げられる年々暮らしが厳しくなるという現状です。高額な費用を使っても、その親たちに感謝して、「いつか恩返しをしよう」などと殊勝なことを考えている子どもも少ないような…。それを「当たり前だ」と思っているような気がして…。

親の介護はせず、なにかあるとすぐに介護施設に入れてしまい訪ねることも稀な子どもは少なくありません。親も、後になって「あんなにしてやったのに」などと、愚痴をこぼさないようにしてほしいものです。

ラストに少し面白いエピソードをご紹介します。タイプ2w1と判定していたある女性が、質素な結婚式を挙げましたが、引き出物はタオル2枚だけ。で、親や親戚、友人たちからのご祝儀で式の費用を賄っただけでなく、残金で新婚旅行にまで行けたというもの。このぐらいやり手はアッパレかも!?

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