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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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4日前に、当ブログに、「ゲンよ、全世界へ渡れ、ボブ・ディランに続け」などと書いてしまいましたが、ディランはノーベル賞を無視しているみたいです。

受賞のニュースを聞いた時は、ボブ・ディランにノーベル賞は似合わない! と思っていました。でも、拒否する人など稀なので、彼も賞を受け取るんじゃないかと‥。でも、辞退ではなく無視するなんて、それこそディランらしいところかも。



★「ボブ・ディランに連絡取るのやめます」ノーベル文学賞で事務局長

http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/17/bob-dylan_n_12532258.html

そういえば、昔のことですが、サルトル(フランスの哲学者&作家
ジャン=ポール・サルトル )ノーベル文学賞を辞退しており、なぜか記憶に残っていました。で、調べてみたら、1964年のことです。彼以外でも辞退をした人たちのことが以下に書かれています。

★ノーベル賞を辞退した人
http://spotlight-media.jp/article/70011931120385343


ところで、若かりし頃に、「ノーベル賞の受賞が決まって、かつ、それを辞退するということやってみたいな」などと仲間の一人が語っていたことよく覚えています。他の人もそれに喝采して‥、当時、それは超カッコイイことだったんですね。

今の私ならば、受賞式には行かずに賞金だけは貰って、それをどこぞに寄付したいなと思う。今年の医学・生理学賞を受賞した大隅良典さんがそうしています。賞金の9400万円を「奨学金や研究費を提供する仕組みをつくる」という考えを明かしています。

あべ政権はすぐ役立つものなら金を回すが、文系は要らない!という浅はかというか短絡的な考え方しかできない政権です。大学への交付金は削減され、その代わりに軍事研究には大盤振る舞いをするらしい。

たぶん、それを指して大隅良典さんは、「この研究をやったら役に立つというお金の出し方ではなく、長い視点で科学を支えていく社会の余裕が大事」とし、「それがやれなければ日本の研究は貧しくなっていく」と述べています。国がやらないのなら自分がやろうって感じです。あべ政権に批判的だとわかるところです。

★軍学研究助成「100億円に」 自民提言 当初の30倍以上
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201605/CK2016051802000124.html

★定員超過怠大学に対する補助金不交付・減額惜置基準http://www.tfpu.or.jp/20160204NSteiinchouka-seimei.pdf

「法科大学院の補助金 4校ゼロ,33校減額-文科省,来年度 一段の統廃合促す-」(『日本経済新聞』20151226日朝刊)

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