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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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全面核戦争に突入寸前まで行った「キューバ危機」(1962年11月)のことは、よく覚えている。まさか知らない人はいないと思うのですが。ケネディ大統領が危機回避をしたのである。

だが、もう一つのまさかがあった。それから21年後のこと。1983年9月26日。名前はスタニスラフ・ペトロフさんで、ソ連空軍の中佐です。核戦争へ突入という危機一髪のところで回避したのです。このこと今日まで私は全く知りませんでした。
で、もしも、あの時のアメリカ大統領がトランプのような人間だったら、もしも、空軍中佐が短気なあの男だったらと、単に想像するだけで背筋が


★ソ連防空軍のスタニスラフ・ペトロフ元中佐は、機械が命じた明確なコマンドの遂行を拒否した核戦争を阻止した男

https://jp.sputniknews.com/opinion/201709254119565/

「キューバ危機」から半年が経った頃、ケネディ大統領が或る大学の卒業式において演説しています。後にこの演説は『平和のための戦略 (THE STRATEGY OF PEACE)』として歴史に残ったと言われていますが…。
……私の言う平和とは何か、我々が求める平和とは何か、それはアメリカの戦争兵器によって世界に強制される"パックス・アメリカーナ" ではない。そして墓場の平和でもなければ奴隷の安全性でもない。……ソ連への我々の態度を再検討しようではないか。…… 我々のもっとも基本的なつながりは、我々全てがこの小さな惑星に住んでいることである。我々はみな同じ空気を呼吸している。我々はみな子供たちの将来を案じている。そして我々はみな死すべき運命にある。……我々の基本的、長期的なジュネーブでの関心は全面的かつ完全な"軍縮" である。この軍縮は段階的に行われるよう計画され、平行した政治的な進展が兵器に取って代わる新たな平和機構を設立することを可能にするものである・・・他の国が核実験をしない限り、アメリカも再開することはない。


 


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