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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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前回までで分かったのは、ビートたけしさんは、女好きで、「女性を強く意識するタイプ(837)」の可能性があることです。そして、彼の著作『女は死ななきゃ治らない』(Aとする)『それでも女が好き』(Bとする)2冊を読んでみました。

内容的には、「
ツービート」という名の漫才コンビとしてやっていたこととほぼ同じです。女性に関するものと性の話題が多くて、しかも毒舌的で、読者を笑わせ楽しませることを狙っています。女好きであることも当然にしばしば出ていますが、女性批判もたくさん載っています。ですから、「女性を強く意識するタイプ(837)と絞れます



この三つのタイプは、女好きですが、女性に対して期待が大きいために、結局のところ女性に厳しくなり、女嫌いにもなりやすいタイプです。女性に関しては過剰反応的になりやすいのですから、女性批判などはごく自然にしばしば出ます。従って、この三つのタイプの可能性はかなり高いと言えます。

ところで、
ちょっと面白いなと思ったのは、タイプ7は逃げる女を追いかけたがり、迫ってくる女からは逃げたがるという傾向があると、しばしばブログにも書いています。まさしくそれに該当するところが見つかっています。以下(青字)です。

女が性欲をストレートに出せば出すほど、男はにげちゃうと思うんだよね…中略…逆に言えば、女のヤツが本当にもっともっとやりたいんだったら、セックスを拒否しちゃえばいいんだ。女が「あなたとはぜったいにやりません」と宣言しちゃうの。その瞬間、男はぜったい本気でやりだがると思うね…A

男を振り回しちゃうタイプの女。それはさ、男を振り回しちゃうから、逆に、男にとってはいちばん魅力のある女になっちゃう。うまいんだろうな男扱いが…A

バカな女は「おたがい秘密のないように、あなたのことを全部、知りたい」って。「わたしのことも全部…」とかさ。冗談じゃないよ。全部知った女なんか、やりたくねえ。男と女が惹かれあうのは未知なことでしょ、その女を知れば知るほど男は萎えてくるA

だいたい女っていうのは、(男に)引きずりまわされるほうでしょう。一緒になったら、まず、男に飽きられると思ったほうがいい。男をいつも不安にさせているってのか、男をひっかき回せばいいんだB

相手が全然わかんないという未知の部分が、すごい魅力あるわけじゃない。要するに男は、初めて会った女とやるのが、いちばん気持ちいいはずで、長いこと知ってる女とやるっていうのはあんまりおもしろくないB

子どもというのは、影と同じでね。逃げりゃおいっかけてくるし、追っかけると逃げるんだよ。だから、子どもにやさしい母親とか、子どもにいい家庭なんていうと、ガキはすごいグレたりなんかしてるじゃない。必ずそうだよB

凄いです。6つも見つけました。二冊ともに斜め読みでしたので、キチンと読めばもっと見つかっただろうと思うのです。しかも、男女間のことだけでなく、親子間のことでも同じように捉えているみたいです。要するに、タイプ7は、天邪鬼なのです。

素直な男より少々あまのじゃくなところがある男のほうが、魅力があるという見方があります。そして、テレ屋であれぱあるほど、あまのじゃくになると言われています。やっぱりたけしさんはテレ屋ってことでしょう。というか、タイプ7によくあるもので、しかもウイング8のほうに多そうです。

また、タイプ7は秘密主義的なところを一杯にもっています。自分のプライベートなことは他人に知られるのを恐れます。自分の私生活みたいなことを長々と他人に明かすような人には違和感を持つくらいです。妙なことに隠し立てしたりします。つまりは、未知な女性、謎めいた女性のほうが魅力的に見えるってことになります。

なお、子どもにやさしい母親でも厳しい母親でも、どちらであっても、グレル子どもはグレています。現実はたけしさんの言うようになっていません。なぜ自信を持ってそんなことが言えるのかと…。

やっぱり、オイラたち子どもはみんな、オフクロに頭が上がんないんだよ…中略…子どものこと心配してくれていたんだろうけど、扱いはペット以下だったよね。だから、殴る蹴るはすごかったもの…中略…子どもを突っぱねる勇気ってのがあったんだよね……B

オフクロに頭が上がらなくなるとしたら、母親という存在が大きいタイプにあることで、マザー・コンプレックスに陥りやすい8373つのタイプによくあることです。次は、母親には自分のことをわかってもらいたいという欲求の強いタイプ4が考えられます。

しかし、ファザー・コンプレックスに陥りやすい261という3つのタイプにとって、母親の存在は小さくて、優しくされても厳しくされても、さほどの影響があるとは思えません。こちらのタイプ(261)にとっては、父親の存在は大きく、偉大で理想的な父親であれば、オヤジに頭が上がらなくなるってことは充分に考えられます。

たけしさんは、当会のエニアグラム理論をご存知ないので致し方のないことですが、一般の心理学者でも、たけしさんのようなことを著書によく書いています。タイプの違いで親子関係の形成のされ方が違ってくるなど、他のどこにもない理論です。世界中探しても見つかりません。

ゆえに、ここを読むみなさまのなかには、私もたけしさんと変わらずおかしなことに自信を持つ人だ、などと思われているかもしれませんね(笑い)  つづく…

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