そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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長崎生まれの日系人カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を受賞したという報道を見たところです。イシグロさんは日本生まれでも、5歳の時に父親の仕事の都合で家族で移住して英国育ちです。日本語はほとんど話せない英国籍なのですから、この場合、「日本人の快挙」だとメディアが大きく取り扱うのって、ちょっと変だなと思いませんか。

それに、なにかで活躍した人の国籍など特に書く必要もないし、明らかに日本人だとしても、それを我が事のように喜び自慢する日本の国民性というか風潮って、私からは恥ずかしいことで違和も感じます。


ところで、カズオ・イシグロさんの著書は2冊読んでいます。『私を離さないで』と『日の名残り』です。二つともに映画化されているので、ともに映画でも見ていますが、実はそれほど印象に残っていません。それくらいなので、受賞を知り少し驚きました。

あれくらいで受賞なのかと。ただし、
62歳の現在まで長編小説は7作しか刊行していない寡作な作家で、他の作品まで読んだら私の見方も変わるかもしれません。

ノーベル賞とは関係ないのですが、私にとってのお気に入り本第1位は、『クラバート』です。プロイスラーという名のドイツ人で児童文学作品です。4年ほど前に亡くなられていますが、ウィキペディアにはどう書かれているのかとを覗いてみたら、「宮崎駿さんもプロイスラーの作品の中でも特に好んだ}そうです。

なお、『クラバート』は、アニメ映画にもなっており実写化(下)もされていますが、日本では上映されていません。



また、ル=グウィンさんの著作も大好きで、これほど偉大な作家はいないと私などは思うのですが。米国の女性小説家で、主にSFものやファンダジーもので人気を得ているみたいです。

米国内でノーベル賞候補として取り上げられているのかどうか、それは知りません。現在88歳なのに、まだまだ活躍できそうな方で、次作が出版されるのを心待ちにしています。

『ゲド戦記』を読んでからファンになり、その後もずっと期待通りの内容で、この人の著作はほとんど読んでいます。これをアニメ化したのはスタジオジブリでしたが、全く面白くないもので、たぶん『クラバート』も、言葉がわからないのでわかりませんが、同様なのではないかと想像しております。

ル=グウィンさんの著作のなかで幾度も読み返しているのは、『ラウィーニア』で、その他は『ギフト』『ヴォイス』『パワー』です。筆力が抜群にある方ですね。

でも実は、小説を読むのは息抜きというか、気分転換を図りたい時に手を出すくらいで、さほど多くは読んでいません。また、世の中で騒がれている作家とか、ベストテンとして挙げられている本を読むということもありません。どちらかというと、YA(ヤングアダルト)系の小説を好む傾向があるみたいです。

 

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