子どもを守る気持ちが極端に少ない国・日本

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若者の自殺が多いことはずいぶん以前から知られています。しかし、まさか亡くなった若者の約半数の死因が自殺だとは…。迂闊にも知らずにいました。

★日本がダントツの先進国トップ、
若者の死因第１位が自殺に！厚生労働省「深刻な状況http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/jisatsu/16/

これでは、「若者が守られていない」というだけでなく、「子どもたちは守られていない」と言うべきです。そんな惨い社会を作り出していた私たちおとな‥。

友人の友人から、小学生の頃から不登校の男児に関して、その親の悩みを聴いたことがあります。父親は困ってしまい、登校できない息子につい暴力を奮ってしまったようです。低学年の時から人間恐怖症というような症状があったようですが、さらに恐怖心を強めてしまったと考えられます。

そして、中学は卒業できましたが、高校受験はせず、就職活動もしないままで現在は35歳です。この男性を守ってくれるところは一つも見つからなかったと、後日、友人から聞いています。

子どもの頃から親に疎まれているとか、干渉が多くて叱られてばかり、ケンカばかりという環境に居たら、それが大人になっても尾を引いていることはあると思われます。自分を大事にできない、生きる気力も無いとか‥。

以下のサイトに、虐待死した子どもたちは、年間50件を超え、1週間に1人の子どもが命を落としているとあります。恐ろしいほどの数です。

★子どもの虐待オレンジリボン運動
https://www.orangeribbon.jp/about/child/data.php

今年3月に東京黒白区で虐待死した結愛ちゃんのことを知り、涙する人は多かったに違いありません。結愛ちゃんは毎日午前4時に1人で起きて、平仮名の練習をするように両親から言われていた。また、20項目近くのルールが書かれた段ボールが見つかっていたみたいです。以下は、結愛ちゃんのノートの一部です。

「もうパパとママにいわれなくても　しっかりとじぶんから　きょうよりも　もっともっと　あしたはできるようにするからもうおねがい　ゆるして　ゆるしてください　おねがいします」　「ほんとうにもう　おなじことはしません　ゆるして　きのうぜんぜんできてなかったこと　これまでまいにちやってきたことを　なおします」　
「これまでどれだけあほみたいにあそぶって　あほみたいだからやめるので、もうぜったいぜったいやらないからね　ぜったいやくそくします」　「あしたのあさはぜったいにやるんだとおもって　いっしょうけんめいやる　やるぞ」

★「パパ、ママいらん」でも「帰りたい」
亡くなった5歳児が、児相で語っていたこと
https://www.huffingtonpost.jp/2018/06/06/gyakutai-yua_a_23452097/

児童相談所は虐待の疑いがあったら、その屋内に入って、子どもに会って体なども調べることができるように法律を変えるべきではないでしょうか。不在であれば夜の在宅時間に訪問できるよう人員を増やす必要があると考えます。
ですが、日本は、児童相談所の設置数とか、児童福祉司という専門職の数が欧米に比べて極端に少ないみたいです。こちらに載っています→http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/243818.html
子どもたちを守る気持ちが極端に少ない国としか考えられません。