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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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豊田市内にて「あいちトリエンナーレ」のある展示会場で知った、非常に素晴らしい力作があります。皆さまに紹介したいと思いました→ここ

展示場は、豊田駅の近くにある「喜楽亭」という元料理旅館です。映像インスタレーション作品を見せてくれます。

タイトルは「旅館アポリア」詳しくは→


ーティストは、「ホー・ツーニェン」さんで、シンガポール生まれの43歳。ホーさんに関して知りたい方は→ここ

ホーさんは特攻隊の隊員たちが出陣前に喜楽亭に宿泊したことを知り、
戦争にまつわるテーマを読み解きながら作品化したみたいです。

なお、ここにある文章の一部を以下に転載させてもらいました。

作品は、特攻隊を中心とする大東亜戦争(太平洋戦争)の物語です。

豊田市には民間と軍の共用飛行場があり、そこから特攻隊員(神風特別攻撃隊・草薙隊)が、鹿児島県国分基地を経由して沖縄方面に飛び立った。

三次にわたる特攻で63名の若者が戦死したが、出陣前に最後の宴を囲んだのが、ここ喜楽亭だった…、


ところで、豊田市の浄水町に、かつて伊保原飛行場(いぼばら)があったそうです。私の家から車で5分のところです。

第2次世界大戦中、ここから「神風特別攻撃隊草薙隊」が、沖縄の米軍艦隊へ特攻を行い、56名が亡くなっています。

現在は住宅地となっており、愛知少年院南側の浄水区民会館敷地内(開豊神社)には慰霊碑が建てられています。

一年に一日だけ少年院の庭が地域の人たちに解放されて花見ができます。で、私はここの桜を毎年観に行っていました。

今回の映像作品を見て、若き隊士たちの運命を身近に体験したかのように思われる…。

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