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暑中お見舞い申し上げます。
暑さに弱いので、今年の夏季休暇は高い山に行けば涼しいだろうと思って、とある高地に行きました。が、なんと、そこも有り得ない猛暑でした。
避暑に行ったつもりなのに、暑い日中、歩き回って夏バテしてしまい、おまけに夏カゼにもかかってしまいました。みなさんは、どのようにしてこの暑さを凌いでおられるのでしょうか…。
ところで、前回は、「不安に絡め取られない方法」というタイトルの文を載せています。大人や年寄りよりも、若者たちのほうが不安に陥りやすい傾向はあるかもしれませんが、実は何歳になっても不安というものは訪れます。
歳を取るほど死が近づくのですから、そんな死の恐怖もあり、病気や孤独感も、若者より深刻です。また、友人や知り合いたちが次々に逝ってしまうのですから。
生きている限り、不安というものから逃れることはできません。私にもよく起きます。でも、そんな時にやってみることがあります。それは…、
夜空を眺めることです。また、宇宙とか銀河系とか、原子核とかクォークなどに関する本とか写真を眺めたりします。すると気分が変わります。なんて小さなバカバカしいことに悩んでいたのだろう、とハッと気づかされるのです。
今回は、レイ&チャールズ・イームズの「パワーズ・オブ・テン」という有名な動画をご紹介したいと思います。20世紀映画界の最高傑作の一つだと言われているのだそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=0fKBhvDjuy0&feature=BF&list=PL879CA4197E6D2E59&index=44
(ちなみに、見られない場合は、上記のほうで観てくださいね)
最初のシーンは若いカップルが芝生に寝転んでいて、暖かくて幸福そうです。そして、そこからズンズンとズームアウトして、太陽系から銀河団にまで到達します。
大銀河団や世界の淵まで行って欲しいのですが、ちょっと無理なんでしょう。でも、場面は一転して、遺伝子、原子、素粒子というミクロの世界にまで行きます。
でも、素粒子の世界など見た人などいないのですから、想像して作られた画面ですから、誤解しないでくださいね。
こういう動画を見ると、私たち人間が、狭い狭い極小の世界に閉じ込められていることを思い知らされます。蟻や蚊やウイルスたちとなんら変わらない存在なんだと…。
というよりも、ちょっとだけ思考できる卑屈な極小生物なんだなあ、と思い返すことができるのです…。視野とか視点というものをちょっと変えるだけで、不安という檻から抜け出せるように思われます。
でもってですね。今週は冷房の効いた科学館に行ったり、プラネタリウムに行ったり、夜は星空を眺めて見ませんか?
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