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そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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物事には、よい方向に行く場合と、悪い方向に行く場合と、2つの方向があります。

万物流転なので、同じ場にとどまっているものなどありません。いつも、どちらかに傾きつつ、バランスよい時だけ安定しているに過ぎません。

おかしな言い方かもしれませんが、エニアグラム図の中にある線は、二つの方向を指し示されています。

人間の精神状態が良い方向に行くことがあり、それを私は「成長の方向」と名づけて、皆さまにお知らせしています。「後退の方向」という悪い方向も同様です。

また、海は命の源で、私たち日本人は海の幸に恵まれて繁栄してきました。しかし、この海が恐ろしい力を秘めていることを、今回、改めて認識することができました。

また、海には「浄化」という機能があることも知られています。しかし、そんな良いことばかりではない、ということは、水俣病から知ることができます。

それは、人間がある状態になると、天使かと思われるようになり、ある時は悪魔のようになってしまうことがありますが、それと同じです。

さて、いつものように、河田レポートをご紹介します。

…………………

皆さまへ          河田昌東

 
いよいよ海の汚染が話題になってきました。これは、炉心冷却に海水注入を始めた当初から予想されたことです。

東電は、冷却プールへの注水が漏れたものが海に流れたかの様に云っていますが、ごまかしです。

今日のTV画像を見ると、原発放水口から大量の水が流れています。タービン建屋の冷却システムが回復していないのに、放水口から大量の水が出るはずがありません。

これは、炉心冷却と燃料プール冷却に注入された海水が、垂れ流しされているからだと思われます。当然、大量の放射能が含まれます。

今日の発表で、海水から基準の1250.8倍のヨウ素131が検出された原因が、先日作業員被曝の原因となったタービン建屋の水溜りからの漏れであるかの様に云っていますが、全くのごまかしです。

以下、文科省の発表まとめ。ヨウ素131の原子炉等規制法による海水濃度規制基準は 40Bq/Lのようです。

22日採水(放水口南16km):16.4倍=656Bq/L
24日採水(沖合30~45km):最大59.1Bq/ml=59100Bq/L(1447倍)
24日採水(放水口330m):104倍=4160Bq/L
25日採水(放水口南330m):1250倍=40×1250=50000Bq/L
等です。

今後、さらに調査が進めば全貌が分かるでしょう。何故か原子力安全保安院の発表は、汚染のレベルを数字でなく、基準の倍率だけで云っています。何か魂胆があるのでしょうか。

海が汚染すると、プランクトンや海藻が汚染し、それを食べる魚が汚染します。食物連鎖によって、海水濃度よりはるかに高濃度の汚染が魚介類に発生するでしょう。

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