そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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今回も、以下のウィキペディアにある「榎本喜八」の情報(青字)から、タイプを絞ります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A6%8E%E6%9C%AC%E5%96%9C%E5%85%AB

部屋の中でグリップを握って、じっと考え込んでいるんですよ。『どうして打てなかったんだろう』と言って。打てないと言っても44(打率がよい)なんですよ」と荒川は、榎本について語っている。

他人の評価よりも自分自身が納得できないために、このような発言になったと考えられます。

調和タイプはグループとして見た場合、他人の評価を気にする傾向がもっとも強いという傾向があります。自分自身の納得よりも、他者の評価を重く受け取るタイプです。

・攻撃タイプ…自分中心の価値観になりやすく、自分が法律にもなり得るタイプ
      
・調和タイプ…社会にある一般的な価値観が自分の価値観になり、多勢に従うタイプ。

・防御タイプ…社会にある一般的な価値観が自分の価値観になりやすい。が、誰よりも優秀になりたがり、かつ完璧主義的なため、自分の納得が重要にもなる。しかし、尊敬する指導者からの評価や説得などには弱く、それで納得して受け入れる可能性がある。結果として優柔不断になりやすい。
 

こちら基本理論http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory2.htm

自分の打撃に満足できないと帰宅後にバットで物を壊すようになった。更に契約更改で訪れた球団事務所にて、椅子に座って瞑想に耽り、7時間動かないなどの行動も見られた。

かなり不快な体験をしたならば帰宅後に破壊的になるのは、どのタイプにもあり得ます。

それでも、大勢の人たちが出入りする公の場で7時間も瞑想するなど、周囲の人たちに大迷惑をかけています。大胆というか、変人奇人だと見られるところです。

7
時間も瞑想とは自己中心的と考えられ、攻撃タイプだという核心的な情報に入ります。


こちら基本理論http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/static/theory1.htm

打撃にも変調をきたした。1971年、榎本は自宅に猟銃を持って立てこもった。榎本の理解者であった荒川博は、榎本の妻の電話によって榎本宅に駆けつけ、「何をつまらないことをしているんだ」と応接間に入ろうとした。すると榎本は「入るな!」と叫んだ直後、「たとえ荒川さんでも、入ってきたらぶっ放す」と凄まじい音を立てて天井に発砲した。荒川は「自分の手には負えない」と引き上げた。

このエピソードは面白いというと語弊があるかもしれませんが、自分で自分を追い詰めているという状況に見えますね。尊敬している指導者も拒絶しています。

しかし、一人ひきこもって静かに苦しむのではなく、他人をしばしば巻き込んでいるようです。オープンな気質??

現役時代、榎本は麻雀をやるわけでもなく、煙草を吸うわけでもなく、仲間と酒を飲んで騒ぐこともしなかった。若手時代に荒川博に連れて行かれたキャバレーでは、数分も経たないうちに「荒川さん、こんな不潔なところにはいられません。帰ります」と言って帰ってしまった。

清廉潔白な人柄と言えるところかもしれません。タイプ1の気質が浮かび上がります。

なお、防御タイプの中で見ると、タイプ7は女好きですからキャバレーから一人だけ先に帰るなどは考えられません。

引退後は野球界と関係を断ち、メディアからのインタビュー依頼も基本的に断っていた。榎本は「本当は打撃コーチをやりたいんです。でも誰も声をかけてくれない。僕は社交ベタだし。そういう人間には話が来ない」

「社交ベタ」は全タイプにあります。しかし、喜八さんは社交ベタというよりも、協調性の無さと奇行が目立ちます。

喜八さんは自分を客観的に見られないか、あるいは、世事に疎いように見えるところです。


大毎時代の球団代表だった和田準一は、榎本について、「神経が細過ぎた」と振り返っている。試合前の練習中にて、榎本がバットを振っていた。そこにチームメイトの柳田が通りかかったが榎本は気づかなかった。榎本の振ったバットが柳田の顎に直撃した。柳田の顎から血が噴き出し大騒ぎになった。榎本は顔面蒼白になり、身体を震わせるほど怯え試合どころの状態ではなくなった。試合数分前になっても榎本の顔が蒼白であったため、西本監督は「コノヤロー、これから戦争をしようってときに、何を女学生みたいにメソメソしてやがるか!」と怒鳴り、榎本をビンタしたという。

突然の出来事でパニックに陥りやすいとしたら、まず防御タイプから、次は調和タイプから探します。

結論としては、基本タイプが攻撃的で、感情的(激情的?)でもあるため、タイプ2と考えられ、かつ、タイプ1の気質を色濃く持つタイプではないかと考えられます。

さて、喜八さんの一筋さ、一刻さ、真剣さなどは私からは魅力的に見えます。

しかし、世の中、あまりにも協調性がないと、「使えない人物」に思われてしまうのでしょうね。あるいは、日本社会は懐が狭いのでしょうか。

打撃に何か活かせないかという理由で映画を見たり、猫の動きを勉強したり、水道の蛇口から出る水を2時間ほど見つめていたりしたこともあった。命がけで「自分の体がぶっ壊れて、おっ死んでもいい」という強烈な練習を何度もしたと語っている


後年、榎本は「野球の神様から“神の域”に到達する機会を与えていただいたんですよ」、「“神の域”にいかせていただきました」と語っている。

この部分を読んで、「格闘技の神様」と言われた塩田剛三さんを思い出します。

反射神経を鍛えるため、水槽の中を泳ぐ金魚の動きに合わせて左右に動くという訓練を8年間に渡って続けた、という逸話があります。下サイトは動画。

塩田剛三http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E7%94%B0%E5%89%9B%E4%B8%89
http://www.youtube.com/watch?v=RcgBGFvkjKQ


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