そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
[1811] [1810] [1808] [1807] [1806] [1805] [1804] [1803] [1802] [1801] [1800]

これを知った時に驚きました。生活保護受給者がパチンコなどに行くと密告されてしまうというものです。

「市民に通報を責務と定める」など、どう考えても非常識です。逸脱しています。

受給者にも、憲法13条にあるプライバシー権があります。

私は、この条例を作った人間や賛同した議員に、憲法を毎日一度は読むという罰則を与えたいと思うほどです。とくに憲法13条をです。

★小野市「生活保護通報条例」
プライバシー権の過度な制約で「違憲の可能性もある」
 http://www.bengo4.com/topics/275/

一部のみ転載
「もし条例が、法律(生活保護法)以上に人権を制限するとすれば、条例について定めている『憲法94条』に違反しているのではないか、という問題になります」

小野市は、市民に密告するのが責務だと言っているのですから、「密告社会になってもよい」という考え方をしていることになります。

社会全体がおかしな方向に行っているようで不安と不審で一杯になっていますが、そんな中で聞いたのがこの条例です。どうにもやり切れません。

私は弱いものいじめは大嫌いです。強い者をこそ監視すべきだと思います。

政治家のほうこそ監視する責務がある、という「法令」を出して、責務を守らなかったら罰するかも、という脅しをしてもらいたいくらいです。

とりわけ、危険物を取り扱う研究所や機関や部署などは強い監視下に置くべきです。

つまり、私たちは原子力マフィアを監視してこなかったので、今日のような悲劇を招いたのだと考えます。

小野市は、ある意味、良識というものが無いのでは思うほどです。「監視ではなく、見守り」だなどという。

私の知り合いが、職場でいじめを受けて耐え切れずに離職しましたが、すぐにうつ病にかかり人間恐怖症のような精神状態に陥りました。

元々独り暮らしで、働けないまま貯金も無くなって家賃滞納になりました。生活保護を受けるしか道はなかったようです。

現在も人が怖いのでご近所づきあいもなく、たまに昔からの友人と携帯でやりとりしているようです。

うつ病は身体の病気ではないので、周囲から理解されにくいために、さらに苦しい立場におかれています。

そして、ひきこもるほどによけい人間が怖くなりますから、悪循環に陥っているのです。

さらにこのような「見守り」をされたら、恐怖心はいや増して、立ち直る機会は減ってしまうと恐れます。(なお、「見守り」という言葉を、こんなところに使うのは間違っています)

こういう人たちは、何で働けないのかと、たぶん周囲から非難されているだろうと考えられます。

また、そのように非難されていると想像しやすくなるのです。それではさらに悪循環となります。

で、怖いものは怖いのです。全ての人間たちが怖くなってしまうのです。

「恐怖」というものは絶対的な支配力があります。人はそれに支配されたら、どうにも抗えないのです。

それは体験した人でないと想像しにくいことかもしれません。でも、知ってほしいところです。

身近に助けてくれる人、支える人がいなければ回復はなかなか望めません。

受給者は社会から孤立し、家族からも見捨てられていることが多いのです。

正しい意味での見守りをしてくれる人がいない、
支えがない人たちに対して、どうして、こんな嫌がらせみたいな条例を作れるのでしょうか。

私には到底理解できません! 受け入れられません!

辛い時には誰だって憂さ晴らしをしたいものです。パチンコに行って憂さ晴らしもできないのかと。

私はパチンコも大嫌いです。あの騒音、あのタバコの煙に耐えられません。

しかし、受給者がパチンコに行くくらいの自由はあってもいいはずです。

どこまで締め付ければ気が済むのでしょうか。

それを想像するだけで息ができないというか、逆に吸い過ぎて、過呼吸症候群パニック障害になりそうです。

このストレス社会が、経済格差社会が、私たちが作り出した社会が、受給者をより増やしています。

これ以上に受給者を増やさない方法を考えるのが、市長や議員の役目なはずです。

やっていることがまるで逆であり、おかしいのです。もはや良識が無いとしか言えません。

また、99%の人たちが同じ99%の弱者をいじめているように見えます。いじめる対象が違うじゃないか! 1%のほうを攻撃しろよ! と思う。

弱者への思いやりというものが重視されない、大切にされない社会になっていいのでしょうか。


★「小野市福祉給付制度適正化条例」に関する市長の挨拶 3/27
http://www.city.ono.hyogo.jp/p/1/7/

「条例に規定している市民に通報を求める点に関して、「監視社会や偏見を助長する懸念がある」という声もありますが、小野市のような規模の町では当てはまらない議論です。市内各地に昔からの小さなコミュニティが残っており、「監視」ではなく、地域の絆を深める「見守り」社会を目指しているのです」


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https://www.city.ono.hyogo.jp/cgi-bin/crm/form.cgi/%b
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