そこに、いつごろ創建されたのかわからない古い塔が、一面に生い茂った葦原に囲まれて立ち尽くしている。風が吹くと葦原がざわざわに唸りだす。なぜか、懐かしさに一杯になる、あの塔…。ずっと探し続けている。塔の秘密を解き明かすのは誰? 
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 「自分の性格は、他の人たちと見比べてみないと分からない」と、講座ではよく説明しています。

 それと同じことが言えるのではないかと思います。
私たちは身近な人たちと比べるので、「自分はあの人より幸福なんだ!」と思って、自分を慰めることがあります。「あいつよりオレのほうが不幸! そんなの不公平だ!」と逆恨みすることもあります。

 富裕層と最底辺層の経済的な格差が、たとえば1000万倍の国10万倍の国があったならば、その中間層にいる人々を対象にして「生活幸福度の評価」を集計したならば、どちらの満足度が高くなるのでしょうか?

 たぶん、前者は急激なピラミット型になり、貧困層が多数を占める国にいる中間層のほうが、それほどでもない国にいる中間層より、生活満足度は高くなると予想します。 

 7/24に取上げたイギリスのシンクタンク・新経済財団での調査を見ると、上位に上げられていても、経済的には豊かだとは言えず、犯罪率も高くて、政情不安定な国があります。それにもかかわらず生活満足度が高い人たちが多いようです。

 フリー百科ウィキペディア(青字の部分)によれば、エルサルバドルの人口は 6160万人だが、貧困層は約240万人もいる。コロンビアでは大規模な油田も発見されて産業は豊かであるが、貧富の差が激しく、治安は悪い一方で、厚い中間層も存在している。

 ヴァテマラの治安は悪く、毎日約20人が殺害され危険極まりないため、投資、企業進出には向かないとあります。また、グアテマラの官僚が非効率で賂が横行して腐敗している。国民の生活水準は全体に低く、平均寿命は64歳。 識字率は67.3%。中央アメリカでもっとも低い。国民の57%が貧困層に属する。

 
中南米では、アメリカ合衆国へ出稼ぎに行く人が多く、そんな親たちの仕送りで国内に残った家族が生計を立てている家庭が多いようです。最近は、エコツァーが増えたためか観光収入が増えて、ここに書いてある状況よりは経済は良くなっているみたいです。しかし、貧困層が減っているようにはみえない。

 新経済財団の調査対象者が中間層に偏っていたら、発展途上国のほうが「住みよい幸せな国」になってしまう、そんな可能性もあるんじゃないか、ふと思うのですが‥。

 しかしながら、貧しいと家族は結束するという傾向があります。親たちの苦労を思って子どもたちも思いやりがあり、近隣とも助け合うという傾向はあるのではないでしょうか。貧困でも、家族仲良く暮らせるならば幸せではないかと。 

 一方、日本では、家族がいても孤立しているとか孤独感が強いとか、家族が殺し合い暴力的にもなっている。ひきこもりやニートも増えており、ワーキングプァ層も増えています。

 知人の82歳になる女性が口癖のように言います。「上を見ればキリが無い。下を見てもキリが無い。現在の暮しの中から幸せを見つけなさいということや‥」

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